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こだわり旬の旅

【静岡・伊豆】カップルに人気!開国の地・下田のハート型スポット

[ 2016年12月6日 05:30 ]

上から見るとハート型をした竜宮窟。恋人たちの人気スポットだ
Photo By スポニチ

 下田といえば1854年(嘉永7)に日米下田条約が結ばれ、鎖国以来、日本で最初の開港場となった街。当時の名残は今も随所に見られる。

 駅から徒歩10分の「了仙寺」は条約締結の話し合いの場所となった寺で、「開国殿」と呼ばれる。寺では「日本人から見た外国・外国人から見た日本」をテーマに集められた3000点以上の画像資料の原本を所蔵。その資料を見ながら住職から聞く「下田開国物語」(1000円)は興味深い話でいっぱい。寺を出たらペリーが上陸後、寺まで歩いたという「ペリーロード」を散歩。下田港では黒船と同名の遊覧船「サスケハナ」(運賃1200円)に乗り、ペリー艦隊投錨の地や吉田松陰が密航を企て身を潜めたとされる弁天島などを見るのも楽しい。歴史に浸った後は、駅からバスで約20分の「竜宮窟」へ。波の浸食作用によってできた洞窟で、階段で洞窟に降りると目の前はすぐ海。正面の穴からは水平線が見え、見上げると直径50メートルの天窓がポッカリ。遊歩道を歩いて上から洞窟をのぞくとハート型に見え、恋人たちの人気スポットになっている。問い合わせは下田市観光協会=(電)0558(22)1531。

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