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こだわり旬の旅

【岡山】ココは外せない 心落ち着く後楽園&岡山城

[ 2016年6月4日 05:30 ]

岡山後楽園から望む岡山城。心落ちつく景観だ
Photo By スポニチ

 岡山市でぜひ訪ねたいのが岡山駅から徒歩約25分の「岡山後楽園」。約300年前、藩主・池田綱政が憩いの場として造らせた庭園で、水戸・偕楽園(茨城県)、金沢・兼六園(石川県)と並び「日本三名園」といわれる。総面積は14万4000平方メートルで東京ドームの約3倍。約14%を占める芝生地をはじめ全長約640メートルの曲水や池、高さ約6メートルの築山(唯心山)、茶室が園路や水路で結ばれ、歩きながら移り変わる四季の様子を眺められる回遊式庭園で、一歩足を踏み入れると実に心が落ち着く。

 この名園を見下ろすようにそびえるのが岡山城。豊臣秀吉の家臣、宇喜多秀家が秀吉の指導で1597年(慶長2)に築城した。外観が黒いことから「烏城」とも呼ばれ、昼間の雄大な景色から幻想的な夜の風景へと変わる表情は見ておく価値がある。入園料400円。(電)0866(272)1148。

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