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こだわり旬の旅

【群馬・吾妻】温泉街が湖の底に…巨大ダムを見下ろす「やんば見放台」

[ 2016年2月4日 05:30 ]

やんば見放台から見下ろす工事現場と高台に移動した川原湯温泉(左上)
Photo By スポニチ

 800年以上の歴史を持つ川原湯温泉が湖底に沈んでしまうことで社会問題にもなった長野原町の八ツ場ダムは、2018年(平30)度完成、19年度稼働に向け本格的な工事が行われているが、昨秋、工事現場が見学できる「やんば見放台」がオープン。人気を呼んでいる。

 標高613メートルの展望台で、高さ116メートル、長さ290・8メートル、総貯水容量1億750万立方メートル(東京ドーム87個分)のダムサイトや吾妻渓谷が一望の下。高台に移動した同温泉や、ダムに架かる八ツ場大橋なども眺望できる。

 見学後、近くのうどん店「麦の香り」でランチ。熱々ダレをかける「野菜天ぷらのぶっかけうどん」(税込700円)を味わったが、ダシの利いたタレに讃岐風のコシのあるうどんがマッチしておいしかった。JR吾妻線長野原駅から徒歩約20分。問い合わせは長野原観光協会=(電)0279(82)2045。

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