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数も型もやっぱり東京湾 シーバス天国

[ 2016年12月1日 05:30 ]

タックル選択を間違えたあかりだが、上がってきたのは70センチの特大サイズ!!
Photo By スポニチ

 【釣り姫見参!】東京湾のシーバスが釣れている。70センチ超の大型が連発、今季はトップ100匹超の日も。3日にはバリバスカップ2016スポニチ「東京湾シーバス釣り大会」も開催する。“釣り姫”ことふくだあかりは、深川・吉野屋から出船。好調ぶりを確かめた。

 東京湾を代表するルアーゲームといったらシーバス。今の時季、産卵期前に浅場で数釣りができる絶好のチャンス。いつもお世話になる吉野屋さんでは1人100匹なんていう驚異の釣果も出ているらしい!?善は急げ!早速、行ってきました。

 ポイントは船橋沖。水深10メートル前後と激浅。と、ここで問題発生。実はワタシ、ジギングの用意しかしてきておらず、キャスティングの道具を持ち合わせていなかった。水深10メートル程度だと投げて広範囲を狙った方が効率がいい。なるほど常連さんはみんなキャスト用にスピニングタックルと重めのバイブレーションや湾ベイトを持参している。これは失態だ。とはいえ、ないものはない。ないなりにジグをベイトタックルでできるだけ投げて狙うことに。でもね、最初から差は歴然。最初の魚はやっぱりキャストしていたアングラーに。その後もジグへの反応は薄いけれどキャストをしてるアングラーは連発!

 私が1匹釣る間に3匹ぐらいは確実に釣っている。しかも84センチというランカーサイズまでお目見え。大きいサイズはボトムにへばり付いているというのが定説。仕方がないのでジグを投げてボトムを入念に狙っていたら、ドカンと良い引き!慎重に上げてくると70センチの丸々と太った立派なシーバスが。

 やっぱりデカいのはボトムに居た。その後は鳥山を追いかけながらの釣りになったので、ボトムから表層までをくまなく探る釣り方で終始ヒットが続き、タックル選択を間違えた割には40匹近い釣果を出すことができました。平均サイズは40~45センチが多かったけれど、ボトム近くを狙ったら60センチ近いサイズも追加できて大満足!100匹釣れるような好釣果とまではいかなかったが、東京湾のシーバスを堪能することができました。

 今は鳥山を狙ったり浅場での釣りだけど、もう少し水温が下がって反応が固まれば水深も深くなり、ジギングオンリーで釣ることができるようになる。今年はかなり数もサイズも良いみたいだから、5月までのシーズン中、目いっぱい楽しむことができそうな予感。大会に参加される皆さん、私のように悔しい思いをしないように、しばらくはジギングとキャスティングタックル、2セットを持っていくことをオススメします(笑い)。

 ◆ふくだあかり 1981年(昭56)、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。

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