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ブラックバス乗ってきた!“ロクマル級”もいける!

[ 2018年4月18日 15:01 ]

琵琶湖(滋賀県大津市)

ジグヘッドで50センチのブラックバスを釣り上げた愛知県西尾市の稲垣康徳さん
Photo By スポニチ

 【釣りラブ】暖かい日が続いたおかげで水温20度を超える日もあり、滋賀県・琵琶湖のブラックバスの活性が一気に高くなった。大津市の「ランカーハウス」では連日、50センチ超から“ロクマル”と呼ばれる60センチの大型も出ている。タックルは何を選んでも比較的反応がよく、ゴールデンウイークにかけて、さらによくなりそうだ。(スポニチAPC・八十川 景一)

 琵琶湖は春らんまん!27度を超える日が数日続き、一気に水温が上がった。それに伴って、ランカーバス(大物のバス)が釣れに釣れている。アタリも3月前半の“そっとした”ものから攻撃的なものに変わってきた。

 約30年前から湖西の大津市際川の沖でバス釣りをしているが、この時期が一番面白いように思う。シャロー(水深1〜2メートルくらいまで)と4メートルラインの両方を、近い範囲で攻めることができるからだ。

 昔は手こぎボートを使っていたので風が出ると大変だったが、今は誰でも2馬力ボートが借りられるのでうれしい。普段は数十馬力のものを利用しているのに、より小回りが利く2馬力を選択して好結果を残す人も見受けられる。

 普段ならノーシンカー(シンカーを装着せず、フックにワームの疑似餌を刺すだけの単純なルアー仕掛け)で始めるのだが、この日は早朝から風があったため、ハリの根元にオモリがついたジグヘッドを選択。攻撃的なアタリで40センチ超が最初に宙を舞った。

 午前8時ごろから風が強くなり、仕掛けを銃弾の形をした重めのテキサスに変更。ラインが張りづらく、アタリが分かりにくかったが活性の高いバスの食い方に助けられ、50センチには及ばないものの5匹の良型を追加した。

 その後は風が激しくなったため、残念ながら午後を待たずに終了。ただ、他の人は59センチを筆頭に50センチオーバーも数多く上げていたが、すべて2馬力船での釣果だった。

 翌日も朝から雨模様だったが、多くの釣り人で大にぎわい。冷たい雨となり多少厳しかったものの、愛知県西尾市の稲垣康徳さんがジグヘッドで50センチをゲットしていた。多少、条件が悪くても、活性が高いのでやはり連日のように釣れている。

 風が強いとテキサスやバイブレーションなど重いタックルに分がある。そのあたりも計算しながら、ゴールデンウイークに足を運んでみてはどうか。

 問い合わせはランカーハウス=大津市際川3の30の16、(電)077(524)5125、ボートレンタル予約は(電)090(3357)5125。

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