幻のサクラマスだ！良型サクラダイだ！淡路島で桜満開

天気よし！景色もよし！海上釣り堀で“サクラ祭り”を堪能
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　【釣りラブ】桜に酔いしれる季節の到来です。「淡路じゃのひれアウトドアリゾート」（兵庫県南あわじ市）内にある海上釣り堀「フィッシングパーク」で、美しい“サクラ”に出合えると聞いて早速、足を運んだ。実は幻といわれるサクラマスやサクラダイを、ここでは釣って食べて楽しめるのだ。当日は天気にも恵まれ、ちょっぴり早い“サクラ祭り”を堪能してきた。（スポニチＡＰＣ・八十川景一）

　雲一つない快晴の中、ポカポカ陽気に誘われるように、平日にも関わらず多くの人が訪れていた。受付に向かう前に出迎えてくれたのは「サクラ」という名前のポニー。すでに好釣果の予感が…。

　受付ではさまざまなコースが紹介されており、今回は娘２人を連れていたので優しいファミリーコースを選択。レンタル釣り具を手に釣り場へ向かう。

　足場が良い筏ではチビっ子たちが楽しんでいた。エサは団子なので、生き物が苦手の方も心配無用。最初の狙いは「サクラマス」からだ。かつて幻といわれた魚をここでは大量放流しており、実際に釣る事ができるのだ。

　娘らを親切に指導してくれたインストラクターさんによると、比較的浅いタナで食いつくそう。説明通り、次女のラインがまず横走りした。青物のような強いファイトの後にタモに収まったのは５０センチほどの見事な１匹。程なくして長女も同型をゲットした。

　続いて狙うのは底を探っての「サクラダイ」。こちらも抑え込むような引きを制し、３０センチオーバーを取り込んだ。同じポイントで楽しんでいた、ともに４歳の明石市・荒山虎磨くんと黒田優樹菜ちゃんも両方の釣りを堪能。幼児だと安全面で心配な親御さんもここなら安心だ。

　隣には本格的に狙える「一般コース」も用意されており、早朝から挑んでいた親子はマダイ５匹に笑顔。ここではカンパチやブリも狙えるそうだ。

　大阪から車で約２時間程度で、都会のけん騒を忘れる事ができた。レンタル釣り具がそろっていて、釣った魚も有料で調理もしてくれるそう。手軽な春休みの親子体験にも最適。こんなサクラも楽しんでみてはいかが？

　問い合わせは「淡路じゃのひれアウトドアリゾート　フィッシングパーク」＝兵庫県南あわじ市阿万塩屋町２６６０。（電）０７９９（５２）４４７７。釣り堀は大人１万円、女性・子供５０００円。宿泊施設もあり。