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ヤリと仲直り 5匹掛け!まめに誘ってうれしい31匹

[ 2018年3月23日 10:24 ]

ねえ、見てよ。5匹掛け!うれし過ぎる
Photo By スポニチ

 【釣り姫見参!】海釣りからアユ、タナゴ釣りまで何でもござれの“釣り姫”ことふくだあかり。だが相性の悪い魚もいる。その一つがヤリイカ。今度こそ仲よくなりたくて鹿嶋・豊丸に乗り込んだ。

 相性の悪い魚はタチウオとヤリイカ。タチウオとはだいぶ仲よくなれたけど、ヤリイカは今までいい釣りをしたことがない。

 良いときは100匹を超す釣果だったり、「入れ乗り」なんて言葉があるくらい数が釣れる釣りで、それが醍醐味(だいごみ)でもあるのに、数釣りをしたことは過去に一度もない。

 最近、ワタシの地元、茨城県の鹿嶋で釣果が上がっているらしい。しかも浅場で釣れているみたいだから、練習にはもってこい!今がチャンス!ということで、豊丸にお世話になってきました。

 ポイントは鹿嶋沖の水深50メートル前後。ヤリイカ釣りっていったら、200メートルを超す深場の時もあるのに、この水深で釣れるのはありがたい。使うオモリは120号、仕掛けはスッテを入れたプラヅノ6本付け。

 ポイントに着いたら出頭洋幸船長=写真=の合図と同時に我先に仕掛けを投げ入る。良い時はオモリが底に着く前にイカが乗るらしいけれど、それはない。着底後すぐに竿を“8の字”を描くように振ったり、オモリで海底を小突いたり、大きくあおって瞬時に落としたりという誘いを入れてから、ゆっくりと聞き上げるとズシンとした重みが。かなりの重量があったのでゆっくりと慎重に上げてくると、なんと6本ツノに5匹も乗っている連掛け。

 これは調子良い!と、素早くイカを外し、再投入。反応が上ずっているみたいなので下から4〜8メートルを丁寧に誘い上げ、誘い下げる。触りがなければ一度、20メートルぐらい巻き上げてから落とし直すと、2匹、3匹と連掛けすることも。

 こんなこと初めて!その後も流し替えをしつつ、一匹、一匹を丁寧に釣っていく。

 10時を過ぎたころから潮が動かなくなったのか、前半の好調さは一段落。後半は触りも小さく、少なくなってしまったけれど、それでも集中してしっかりと誘いを入れれば、ポツリポツリと追加できて、終了までに31匹を釣り上げることができました。この日の釣果は5〜48匹。

 サイズも良型がそろったし、ワタシ的にはかなりいい釣果。今回、ヤリイカとはだいぶ身近になった感があるし、トップは超ベテランの常連さんだったから、比べてみると結構いいセンをいっているので、かなり有頂天。苦手から一気にこの釣りが面白くなりました。

 鹿嶋の浅場でのヤリイカ釣り、ゴールデンウイーク前まではやれるから、また挑戦して、さらに仲よくなりたいな。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、鹿嶋・豊丸=(電)0299(69)3319。集合は午前4時半。乗合料金1万2000円。ヤリイカ船は清栄丸=(電)同(82)3691=からも出船中。

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