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ドナルドソン71センチ オデブな体に気分最高

[ 2018年2月26日 10:44 ]

釣れたのは71センチのドナルドソン。大物だ!
Photo By スポニチ

 【あかりの“管釣り”っちゃおう!】沖釣りの釣行を予定していた日がシケ。でも釣りたい。そんな思いに応えてくれるのが管理釣り場だ。荒天を呼ぶオンナ「シケ子」の異名を持つふくだあかりが出掛けたのは群馬県沼田市の沼田フィッシングプラザだった。

 風が吹き荒れて海は大シケ。どこの船宿さんも軒並み出船中止。そんな時に癒やしてくれるのが管理釣り場。多少の風が吹こうと雪が降ろうと確実に釣りができるのがありがたい。

 沼田フィッシングプラザは、オープンしたのが通年よりだいぶ遅い2月の3連休中。オープンしたての魚はプレッシャーが薄いのと、期間中、イベントをやっていたこともあり、良い魚がたくさん入っていると予想して期待して行ってきました。

 受付側の手前のポンド、中央付近を陣取り釣り開始。水はほどよくマッディーで、あまり魚が浮いている感じはない。まずは朝イチ“テッパン”の赤金重めのスプーンを遠投して、ボトムまで落としてからスローリトリーブ。当たりの出る場所を探すために扇状に広くキャストしてみると、わずか5投目でガツンとした当たりが。その後、物凄い勢いでラインが出ていくから、内心ちょっと焦りながらも慎重にやりとり。右に左に走る魚をロッドワークでいなしながら寄せて、上がってきたのはドナルドソン。大きめのランディングネットからはみ出すサイズは計測してみると71センチもあり、しかもかなりのオデブな個体。このサイズを釣るのはかなり久しぶりでテンションマックス!

 朝イチからこんなのが釣れちゃったから、後が続くかちょっと不安だったけれど、そんなのは要らない心配。手前のカケ上がりから、水深が深くなるポイント、シャローやポンドの壁沿いなどどこを狙っても当たりがあり、スプーンのカラーを落としつつボトムを探っていけば、コンスタントに釣れるのはデカい魚ばかり。

 トータルで釣れた13匹のうち小さいニジマスは2匹ほどで後はみんな50センチ超えのドナルドソンなんだからびっくり。しかも全部の魚が暴力的な引きをするから、ドラグを締めていてもラインがハンパなく出る。あまりにも楽しいから、時間を忘れて腕が痛くなるほどトラウトを楽しみました?

 今年はサクラマスが多く入っているのと、食べておいしいロックトラウトも釣りたかったんだけれど、巻きがドナのパターンに完全に一致していたのか、釣れたのはほとんどがドナ。引きもサイズも良すぎるからついつい同じ釣り方をしちゃったけれど、ミノーイングをしていれば違う魚種が増えたかも。釣れている時に違うパターンの釣りができるようになれたらかなりの伊達(だて)者。次はそういうトコロも意識して釣りをしていかなくちゃね。

 ◇ふくだ あかり 1981年(昭56)、茨城県生まれ。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

 ▼釣況 沼田フィッシングプラザ(群馬県沼田市柳町2349の2)=(電)0278(22)0088。午前7時から午後5時。木曜日定休。1日券4500円。女性・中学生以下3500円。ほか各券種あり。

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