×

ハナダイ30センチ級連発!ゲストも多彩

[ 2018年1月24日 10:20 ]

両型ハナダイとカワハギをゲットした金成さん(左)と沢柳さん
Photo By スポニチ

 【ガイド】水温の低い冬場は対象魚も限られる。そんな中でお勧めが飯岡沖のハナダイ。シャクリが基本で、数を伸ばすのは釣り方次第だ。マダイ、イナダ…ゲストもいろいろ。やった感100%の面白い釣りだ。(スポニチAPC 林 悠二)

 良型ハナダイを求めて乗船したのは、5月に創業50年を迎える飯岡・隆正丸。ヒラメや、フグ船と並び良型が出ることで人気なのがこのハナダイだ。ポイントまで小一時間かかるがタチは浅い。

 「水深は27メートル。タナは25〜20メートル間です」――芳野義之船長からゴーサイン。片天4本バリ、コマセカゴはFL60号。特製仕掛けはピンク、白、青、コバルトブルーのカラーバリで、先バリにオキアミ餌を付ける。

 右舷に6人が並び一斉に仕掛けを投入。コマセが効いて、3投目から船べりに置いた魚探に早速、反応。明確な魚信と鋭い引きで姿を見せたのは30センチ級の本命。潮も効いていて数匹連発だ。

 ハナダイはコマセに突進して来る魚。コマセをパッと振り出し、7〜10秒間止めて“食わす間”をつくって50センチ幅で上へ上へと誘い上げて狙うのが決め手。待つ間に魚信が竿先に出る。ビシの下窓は閉めて、上穴は3分の1開ける。探るタナを2往復できるコマセ量が最適で出し過ぎると渋る。

 この日、コンスタントに上げていたのは佐野市の金成忠重さん(48=自営業)。本命に交えて「重い!」と言いながら29センチのカワハギをゲット。その隣でいとこの沢柳義隆さん(36=同)が、30センチ級のハナダイ2匹とイナダの3匹掛け。

 「子供3人が魚大好き。また釣ってきてねーに応えられました」と満面の笑み。

 当たりダナでの置き竿も掛かるが、やはり誘うほど掛かる率が上がる。コマセがよく出る先調子竿がいい。全般的にタナが高いほど型が良かった感じ。35センチのマダイとイナダが釣果に彩りを添え、平均釣果は10匹前後で筆者は14匹。その後の釣果では30匹台も…。

 「ポイントは広範囲、反応も多いです。上手にタナを探せば数も伸びます」(船長)――この釣り、まさに釣り方次第なのだ!

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、飯岡・隆正丸=(電)0479(57)5432。乗合は午前4時半集合。料金は氷、昼食付きで要問い合わせ。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る