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4キロ超キター!ヒラメ笑い納め「ズドン」引きにサイズも最高

[ 2017年12月16日 07:27 ]

ヒラメ初挑戦で食べごろサイズを釣り上げた斎藤健児さん
Photo By スポニチ

 【博覧釣記】今年のカレンダーも残すところあと1枚。2017年の釣り納めに最もオススメなのが、1日に全面解禁となった茨城県鹿嶋沖のヒラメだ!連日絶好調が続いている。(國友 博文)

 イワシを積んだトラックが到着すると豊丸ではコブシの利いた演歌が港に鳴り響く。

 「やる場所が一気に広がってチャンスです」と出頭洋幸船長も気合十分な様子。ポイントに到着すると「はい25メートルです。根掛かりに注意してください」と開始の合図。そして、開始と同時に左舷ミヨシで本命が顔を出す。トモでは元気なイナダが強い引きを楽しませてくれる。

 イワシとオモリを同時に投入して、糸フケを取って、イワシが海底50センチから1メートルの位置を泳ぐイメージでタナを取る。大きなウネリを手持ち竿で吸収して何度かタナを取り直すと「ゴンゴン!」と当たりだ。食い込みを待つこの瞬間が釣り人をドキドキさせる。そして「ギュン!」と本当たりだ。びっくり合わせはすっぽ抜けの原因。焦る気持ちを我慢して、ゆっくり聞き上げると「ゴンゴンゴン!」とハリ掛かり成功。

 海面には1キロオーバーが顔を出す。続いて、置き竿にして取材メモを取っていると「ズドン!」と一気に竿先が海面にお辞儀する。

 重量感タップリの強い引きを楽しむとうれしいサイズアップだ。右舷では夫婦で乗船した宇都宮市の齋藤健児さん(37=会社役員)も本命を手にして「ヒラメ釣り初めてなんです。青物かと思いました」とニッコリ。続いて夫人のみなみさん(31)も本命をゲット!「当たりはピクピクで分かりました。ヒラメが掛かったらキター♪って感じでした」と素敵な笑顔。みなみさんはコツをつかむと、初挑戦とは思えないペースで数をグングン伸ばす。

 残り時間が少なくなると「ポイント移動して型を狙います」と船長。イワシの反応を見つけて群れに付く大型狙い。すると、右舷トモでは北区在住の太田樹さん(60=会社員)が船長の作戦通りに4キロオーバーを見事釣り上げた!

 「前当たりから一気に来ました。まぐれですよ」と最高の笑顔。今年の釣り納めは、鹿嶋沖の絶好調“寒ビラメ”で決まりだ!

039(69)3319。集合時間は土・日曜日、祝日は午前4時。平日は4時半。乗合料金1万2500円(餌のイワシ、氷付き)。

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