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ワセダは沖の王者!?大学院生 ホウボウ堪能35・8センチ総合4位

[ 2017年12月7日 07:24 ]

早大大学院の4人。初心者ながら全員ホウボウをゲット。右端は総合4位の小林さん
Photo By スポニチ

 マルキユーカップ2017スポニチ「平塚沖ホウボウ釣り大会」が3日、平塚・庄三郎丸で開催され65人が参加した。ほとんどがホウボウ釣りは初めてという選手たちの奮闘ぶりを特集します。

 「たまには研究室を飛び出して海でリフレッシュ」と参加したのは早大理工学部の大学院生4人。平塚市に住む小林良さん(26)は時々、アマダイやマアジを楽しんでいるが、他の3人はあまり経験がない。ところが前半は海釣り初体験、新宿区の茂木文哉さん(23)が一人気を吐いた。小型ながら次々と当たりをキャッチ。小刻みに竿先を上下させる誘いがよかったのか何と5匹。「船酔いしないかと心配しましたが大丈夫。楽しかったですね。また来たい」と釣りの魅力にはまった様子。一方、小林さんは後半盛り返し4匹。その中に35・8センチが総合4位をもたらせた。研究と釣り…頑張れ!(18号船)

 【置き竿に35センチ ジュニア賞】船別2位とジュニア賞に輝いたのは昭島市の小峰祐介君(11=小5)だ。釣り歴20年のお父さん、良正さん(51=会社員)と一緒で、小2の時から海釣りを教えてもらったとか。マグロ釣りに挑戦したこともある。本命はダメだったが3キロのカツオを釣った。大会前夜はうれしくてあまり寝られなかったそうだが、いち早く25センチを釣り途中疲れたのか置き竿に。その時飛びついてきたのが35センチ。「グングンと引き面白かった」。学校での得意科目は図工。「木で船を作ったこともあります」。表彰式ではジュニア賞として目玉賞品の一つ、サクラの高級竿をプレゼントされ大喜び。将来は得意科目を生かして自作の竿で…そんな姿が目に浮かぶのだった。(18号船)

 【夫婦の連携 お見事準V】スポニチ大会皆勤賞!新潟市から新幹線で駆けつけたのは浅野俊吾さん(56=会社員)法子さん(同)夫妻。共にJGFAの会員でこちらの大会を含めると今年だけで10大会に出席。「優勝はないけど上位入賞は何度か…」と、俊吾さん。隣で「シュンちゃん」と法子さん。右手を広げた。たった今、37・2センチを上げた法子さんが「タナ50センチ」そっと耳打ちする場面も。法子さん、この魚で見事準優勝に輝いた。(22号船)

 【親子対決は息子に軍配!】「父さん、今度は重いよ」。大会中盤に35センチを釣り上げたのは、八王子市の柏原大紀さん(26=会社員)。父親の有紀さん(59=同)との並び席。片時も休まず誘いを掛ける父親は大苦戦。その一方で数を伸ばす。15年前から通う宿の常連さん。「宿の人たちは小学生から社会人になるまで、自分の成長を一番見ていたのでは」と大紀さん。最終的に1匹対5匹。親子対決はいつもの通り大紀さんが勝った。(22号船)

 【開始4時間お待たせ1匹】大会開始から4時間は「当たりも、モタレもない」と苦闘を続けていたのが日野市の阿部義雄さん(42=会社員)。ホウボウ釣りは初めて。「外道でも釣れればいいや」と諦めかけていたその時、待望の1匹。その5分後にさらに1匹追加し「いままでは何だったのかなぁ」。誘い方はタチウオ釣りとは似ているが「全く正解が分かりませんね」。(17号船)

 【“船長直伝釣法”守り16匹】17号船で優勝した山口さんの20匹に次いで16匹釣り上げたのが厚木市の八鍬幸一さん(36=会社員)。ホウボウ釣りは「年1回ぐらい」。底ダチをとってから「待ちを入れながら50センチから2メートル上まで誘い上げる」の釣法で数を伸ばした。「船長が教えてくれた通りしているだけ…」と35・2センチで船別2位。(17号船)

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