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モテモテ!アマダイ5匹 いろいろ釣れたけど最後に“本命ラッシュ”

[ 2017年11月18日 07:33 ]

良型アマダイが釣れたで〜
Photo By スポニチ

 【阪本智子のハッピーフィッシング】相模湾のアマダイが好調だ。シマノの釣りガール、阪本智子が乗り込んだのは平塚・庄三郎丸。高級魚の“数釣り”を満喫した。

 今季初のアマダイ釣りに行ってきました!釣りの面白さ&食べた時の満足感、両方を兼ね備えたアマダイ。私が訪れた日も、平日にもかかわらず2船出しでした!

 港から20分ほど走った平塚東沖がポイントです。水深は95メートル。餌のオキアミは尻尾を切ってからカラーバリに真っすぐになるように付け、ドキドキしながら仕掛けを投入。アマダイは基本的に海底付近にいるのでひとまず底まで下ろし、底に着いたら糸フケをとってすぐに誘い始めます。

 水深が深いので、誘いやすいように竿は硬めのものにしました!

 オモリがトントンと底を叩いて砂煙を起こし、アマダイを寄せてくるという仕組み。海底は砂地なので根掛かりの心配なく誘えますよ♪トントンと底を叩いた後は少し上げて待つ。これの繰り返しです。しばらくすると早速、当たりが!でもアマダイにしては引きがない。上げてみるとカナガシラでした。続いてレンコダイ。

 「アマダイが釣りたいんやけどなあ…」

 なんとか本命を釣るため、待つタナを低めにしたり、高めにしたり工夫しましたが、なかなか当たりが出ません。そんな中、常連さんはポツポツと釣り上げています!

 「さすがやなあ、でも何が違うんやろう?タナでもないし、誘い方でもなさそうやし…」

 ふと周りを見渡すと「そういえば、みんな軟らかい竿を使ってるなあ…」と気付き、気分転換がてら少し軟らかめの竿にチェンジすることに。これが良かったようで、一気に当たりが取りやすくなりました♪

 アナゴ、レンコダイ、アカボラ、ガンゾウヒラメ、シイラ、ミシマオコゼ、マコガレイ…といろいろな魚種が釣れました!

 「でも、本命が来てくれへん…」

 常連さんに聞くと「潮がいっていないので、底を叩いた後は1メートル以上、上げた方がいいよ」と言われました。 言われた通りに底をトントンしてから1・5メートルほど上げてみる。

 その瞬間に食ったー!あまりにも教科書通りでニヤけました(笑い)。

 巻き上げの途中も暴れたりグイグイ引いたり。これは本命だと確信!上がってきたのはアマダイ♪「いやあ、常連さんさすがです!」。さあ、ここからは自分でアレンジ。アマダイが浮いているなら、底トントンをせずに底取りしてそのまま聞き上げても食うんじゃないか?と思ってやってみたらこれまた正解!アマダイ連続GETです♪

 あっという間にラスト30分。当たりが少なくなる中、隣の釣り人さんが高いタナで食わせたのを見てすぐにマネをしてみると、またまたアマダイGET♪釣りの上手な人のマネをするのが一番の近道だなあとつくづく思った一日でした。

 合計5匹のアマダイを釣り上げ、なんと!もう1人の釣り人さんと同匹数の竿頭でした♪次回の目標は、アマダイ50センチ!

 ◆阪本 智子(さかもと・ともこ)1988年、大阪生まれ。タレント、シマノ釣りガール。現在、BS―TBS「釣り百景」をはじめ、新聞、雑誌など釣り媒体にレギュラーを持つ。関西圏で放送中の朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。オフィシャルブログは「Tomoko’s life」。

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