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手釣り3度目もトホホ…マダコ ノリノリまで厳しい道のり

[ 2017年7月31日 14:50 ]

「やっと釣れたでー」とまずまずのサイズをゲット
Photo By スポニチ

 【阪本智子のハッピーフィッシング】東京湾のマダコが釣れている。“照りダコ”といわれ、ひと潮ごとに成長し、大型も狙える。シマノの釣りガール、阪本智子が乗り込んだのは浦安・吉久。美味ダコを求めて手釣りで臨んだ。

 タコ釣りは毎年、兵庫県明石までプライベートで行っちゃうくらい好きな釣りの一つ。明石で釣る時は、竿、リール、ルアーを使い、誘い、前当たり、合わせ…すべての工程を楽しみます♪夢中になってやっていると毎回いつの間にか沖上がりの時間になっているんですよね(笑)。

 関東では、手釣りが主流のようで今まで2回挑戦しましたが、1回目は0。2回目は1匹と残念な結果に終わっています。

 竿を使うと前当たりも取れたのに、なぜ手釣りだとこんなに違うんだろう?やっぱり私の“手感度”が悪いのか?いやいやそんなことはないはず!マダコ釣り3度目のチャレンジ。気合いっぱいで船に乗り込むと、常連さんばかり。しっかりその技を盗みたいと思います!

 ポイントまでは通常1時間ほどですが、この日は風が強く1時間半ほどでようやく到着。餌はカニを使います。タコテンヤのハリから少し離しておなかを上にした状態でセットし、ばってんを書くように糸でがっちりくくりつけたら準備完了!手釣りは道具が少ないので準備も楽々ですね♪

 ポイントに到着し、早速釣り開始!テンヤを下ろし、底に着いたらコツコツ叩く感じで誘います。タコは海底にくっついているので、底から浮かないように誘うのがポイント!誘った後はたまに少し上げて下ろすのも有効だそう。

 船を横流しで流していくので、つい糸を長めに出してしまいがちですが、他の人に遅れずにポイントに入れるため、糸はあまり出さずに縦の釣りをするのが良いみたいです。

 そして、当たりが出ても手を止めない!カニが「こっちこんといてー!食べさせへんでー!」と逃げてる感じで誘い続けるのがベストだそうです♪

 こっちのポイントでコツコツ、あっちのポイントでコツコツ。誘い続けます。なかなか当たりが出ない。3度目のタコ釣り、すでに迷路入り(笑)。

 でも諦めずに誘っていると10時頃ようやく当たりが!少し引っ張るような感じがあり、手を止めずに誘いながら落とし込んでいくとほのかに重みが!大切に大切に…さらに送り込んでいくと、ぐーっと重みが乗った!

 落ち着いて糸を持ち直し、しっかり手を伸ばしてぐーっと合わせる。よし、重たい。優しく糸を手繰り上げてくるとふわーと足を開いた!タコだー!

 やっと釣れたタコに大喜びでした♪サイズはやや小ぶりですが、生き生きとしていておいしそうだ♪

 この後も時間ギリギリまで誘い続けましたが、当たりは出ず。3度目の挑戦も1匹という結果で終わってしまいました。

 今回は強風で入るポイントも限られていて、かなり厳しい状況だったみたいなので次回こそ!しっかりリベンジしたいなと思います。

 ◇阪本 智子(さかもと・ともこ)1988年、大阪生まれ。タレント、シマノ釣りガール。現在、BS―TBS「釣り百景」をはじめ、新聞、雑誌など釣り媒体にレギュラーを持つ。関西圏で放送中の朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。オフィシャルブログは「Tomoko’s life」。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、浦安・吉久=(電)047(351)2983。出船は午前7時。乗合料金9300円。

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