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暑さに負けず良型シロギス 神奈川&静岡で爽快ヒット!

[ 2017年7月16日 15:06 ]

川向さんに良型(宇久須港)
Photo By スポニチ

 【特選 投げポイント】神奈川県湘南、西湘、静岡県東伊豆、南伊豆、西伊豆でシロギスの食いが上昇。釣行したので紹介する。盛夏の釣りは暑さとの戦いになるが、心地よい引きは涼を呼ぶ!?(スポニチAPC 川上 二郎)

 昼少し前、宇久須港付近へ。すいていた漁港の堤防へ。同行の川向幸雄さん(69=小田原市)は、堤防先端右、筆者は彼の左に釣り座を置く。潮は大潮の2日目、潮の動き始めた頃から堤防の左右前方を探る。30メートルから手前で次第に魚信が多くなる。力糸の半分、約5メートルのところでも17センチがヒットする。

 川向さんは20〜100メートル以内を釣り、良型も交じっている。ポツポツとヒットが続き、1時半すぎに帰り支度を始める。

 40メートル先に入れて待ち釣り状態にして置いた竿が竿立てから外れ落ちる。再度竿立てに置くとまた「魚ですよ!」。巻き上げてみた。25センチ超のジャンボキスがヒットしていてびっくり。

 港内にも大きいのがいる。午後2時ジャスト釣りストップ。14〜25センチを2人で48匹の釣果。

 1週間後の小潮の初日。土肥峠を越えるまで雨だった。南下するほど雲は切れ、釣り日和となった。同行者は 向原一男さん(65=小田原市)。午前7時すぎ宇久須港へ。堤防先端の左右に釣り座を置いた。土砂運搬船が入港してきたが付近は濁ることはなかった。停泊した船までの距離は120メートルぐらい。20〜30センチ引き、5〜10秒ぐらい止め待ちを繰り返す。

 7〜8メートル引いたところで魚信。追い食いさせようと仕掛けを伸ばす程度のリーリング。掛かった魚が2度、3度暴れた動きが伝わってきたがそれ以上の強い動きはないので巻き上げる。18センチ、次は16センチ。遠い所より力糸の距離でヒットする魚体の方が若干大きい。

 ポイントを遠・近・左・右に変えながら釣る。前回の釣りで大型のいることが分かったので、意識的に大型を狙う。向原さんも筆者と同数程度ヒットさせている。潮が動き始めた気配を感じたころ、風や潮汐(ちょうせき)による流れとは異なる動きで潮が左から右へ流れた。急に食いが悪くなったので港口の堤防へ移動する。このころから雨が落ち始めた。港口堤は赤灯左右方向70〜110メートルで18〜20センチ級交じりでヒットする。30分後、雨が強くなったので納竿した。16〜22センチが2人で53匹の釣果。

 ▼メモ 大磯海岸は駐車場もトイレも遠いので注意。別図参照。宇久須港は駐車場、トイレは近くにあり。餌は両釣り場ともに事前に準備して。

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