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雨期ウキウキ イサキ50匹 少しずつ餌まいてタイミング長く

[ 2017年7月1日 12:14 ]

イサキ釣り初体験の澤田さんも順調
Photo By スポニチ

 【菅野順也の釣り巡礼】梅雨真っただ中、雨は嫌い!と沖釣りは敬遠…などとは言っていられない。「梅雨イサキ」がまさに旬。千葉県洲ノ崎の佐衛美丸から出船した。 (スポニチAPC 菅野 順也)

 旬の季節に味が良くなる魚は多々あるが、イサキは特にその傾向が強い。梅雨のこの季節に脂がたっぷりと乗って絶品となるのだ。

 福島市内の自宅から「梅雨イサキ」を狙って釣行したのは館山・洲ノ崎。前泊した宿の夕食にイサキの塩焼きが登場。その味を確認できて「うまいイサキをたくさん釣るぞ!」と意気込んだ。翌日は梅雨イサキにふさわしい天候?の雨。

 「魚が釣れる水深を指示しますので、糸の色とマーキングを見てください…」と、貸し竿5人のお客さんへ佐衛美丸の早川忠信船長がレクチャー後に出船。ポイントは港から5分ほど。「コマセカゴの下は完全に閉じて上は少しだけ開けてください。タナは20メートルからスタートです。よく食う潮なので、当たりがあったら少し追い食いを待ってみてね」と、早川船長のアナウンスで釣りを開始。

 指示ダナより仕掛けの長さ分(3メートル)、下からコマセを振りながら巻き上げてタナで停止。餌をたくさんまいた方が魚が寄ってくると思いがちだが、魚の群れは早川船長がすでに捉えている。コマセは仕掛けのなびく方向に魚を止めるだけなので、少しずつ餌をまいて食うタイミングを長くするのが、当たりを出すコツだ。

 大型をダブルで釣り上げた、佐倉市・大矢喜代巳さん(65=会社員)は「イサキは数が期待できるところがいいね。皮付きのままでタタキか、カルパッチョが我が家の定番です」と開始からハイペースを保つ。

 ▼使用タックル 竿=がまかつ「ライブラM」1・95メートル、餌=マルキユー「バイオベイトいかタイプ」。

 ▼釣況 洲ノ崎・佐衛美丸=(電)0470(20)8003。出船は午前5時。乗合料金1万500円(午後船もあり)。宿泊・明神荘=(電)0470(29)0018。

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