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沖メバル 初心者も頑張る価値あり 5月いっぱいまで良型期待

[ 2017年4月25日 07:24 ]

初挑戦の臼井さんも30センチ超えの良型を釣り上げた
Photo By スポニチ

 【ガイド】型の良さが魅力の新潟県沖の沖メバル釣り。本格的シーズン突入で簡単に大型の鋭い引き込みを味わえる。佐渡島沖を狙う作十丸に乗船した。(スポニチAPC 菅野 順也)

 「今シーズンの開幕と比べて数は落ち着いてきましたが、型の良い魚が多くなってきました。このまま5月いっぱいまで期待できそうです」と、にこやかに話すのは作十丸の五十嵐利男船長。佐渡島近くの水深90メートルのポイントへ到着して、ホイッスルでゴーサイン。200号のオモリが放たれた。胴突仕掛けでハリ数は5〜10本。ホタルイカのゲソやサバの切り身を餌に使用。

 1投、2投は様子見となったが3投目から竿が動いた。仕掛けを潮まかせにして自然体の誘いを心掛けていた私に2点掛けのヒット。続いて同行した息子の真海(9=小4)が、じっくりと追い食いを待って巻き上げを開始。大きく竿をしならせての4点掛けだ。 新潟の海を中心に各地を釣り歩いているという、長野市・西沢敏治さん(59=会社員)は「感度が良いので2・1メートルのショートロッドを愛用しています。沖メバルは塩焼きと煮付けが最高ですね」と、海底から伝わる手応えを楽しんでいた。

 初めてなので釣れるかな?と心配していた、長野市・臼井敏典さん(62)は「長い仕掛けやオモリの重さにてこずった分、釣れたうれしさが大きいですね」と、仕掛けさばきにも慣れて30センチ超えを釣り上げた。

 五十嵐船長によれば「沖メバル釣りは合わせなどはいらないので、難しいところはありません。初心者でもチャレンジできますよ」とのこと。ナギ模様が期待できるGWにもおすすめの釣り物だ。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、寺泊・作十丸=(電)0258(75)2688。出船は午前4時半。乗合料金1万円。

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