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沖メバル“開花宣言” 「春告魚」7点掛けも!!トップ64匹

[ 2017年3月30日 05:30 ]

吉田さんは良型の4匹掛け
Photo By スポニチ

 【新潟の釣り】新潟県佐渡島沖

 新潟県佐渡島沖の沖メバルが釣れている。メバルは別名「春告魚」。多点掛けでずらり…を楽しめるのか?今年の佐渡沖は「さぁどうだ?」。(スポニチAPC 菅野 順也)

◎誘いは入れず

 日本海にもようやく沖釣りのシーズンが到来。遅い春の訪れと同時に食いだした沖メバルを狙って釣行したのは弥彦山の北側、間瀬港出船の光海丸。航程1時間半で水深75メートルの佐渡島南側に到着。小林聡船長のゴーサインで150号のオモリが放たれた。胴突仕掛けで針数は10本前後、餌はホタルイカのゲソ部やサバの切り身を使用。

 「海底から1メートルタナを切って竿は動かさないでください」と、小林船長からアナウンス。

 船長に、誘いを入れない理由を聞くと「今日はソナーで群れを探しています。魚探に映る反応が高く表れない状況なので、1匹目が掛かるまでは誘いを入れずに自然体で食わせるのが効果的です」とのこと。

 足利市のピ田隆司さん(65)の竿が最初に揺れた。「新潟の海はいろいろな魚が釣れるのがうれしいです。待ちの時間から竿が動いた瞬間がたまらないですね」と30センチ超えを頭に4匹掛けのスタート。

 続いて仕事を引退してから沖釣りにハマっているという、中野市・中村幸正さん(66)は「年間50回ほど釣りをしています。近所に魚を配って喜ばれるのも魅力の一つですね」と、5匹連ねた。

 私も6匹掛けに成功して46匹の釣果で船中2番手。竿頭は7点掛けを披露した吉田さんで64匹の釣果。

 「初期は中型メインですが、今後はオモリ200号を使用した深場で40センチ級も期待できます」と小林船長。今年も佐渡の沖メバル釣りが開幕だ。

 ▼当日使用のタックル 仕掛け=がまかつ「沖メバル・テリ仕掛け」13号。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、間瀬・光海丸=(電)080(2291)5477。午前5時集合。乗合料金は1万3000円(平日65歳以上1万1000円)。

【17年度スポニチ、東日本釣宿連合会共催大会ラインアップ出そろう】

◎初心者も大歓迎!!

 2017年度のスポーツニッポン新聞社、東日本釣宿連合会共催の釣り大会のラインアップが出そろった。

 合計9大会の特別協賛はバリバスブランドのモーリス、アサヒビール、マルキユーの各社。

 バリバスカップでは、東日本大震災で甚大な被害に遭った宮城県南三陸町の“復興支援”カレイ釣り大会、人気の相模湾マグロ釣り大会、いまや日本最大規模の参加者数を誇るアマダイ釣り大会など。

 アサヒビールカップでは、小網代・丸十丸で夏のカワハギを狙う。秋には飯岡沖でヒラメ釣り大会を開催。

 マルキユーカップは、全国でも珍しいホウボウ釣り大会。師走の海にオレンジ色の魚が躍る。

 “その道”のベテランはもちろんだが、初心者の参加も大歓迎。豪華賞品が当たる大抽選会も開催し、「みんなで楽しく」をスポニチの釣り大会は目指している。

 参加を希望される方は紙面に大会社告が掲載されてから各釣り宿に直接、お申し込みください。

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