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警戒ヤマメ 軽快大ヒット「放流魚も捨てたもんじゃない」

筆者はヤマメを連発
Photo By スポニチ

 【奥山文弥の釣遊録】多摩川

 3月に入り、各地の渓流が次々に解禁になっています。多摩川の上流部の山奥では野生魚の姿も見られますが、東京・青梅市内ではほとんどが放流魚です。

 しかも解禁日の解禁時間が正午なので、午前中に放流するという釣り堀のようなスタイルが長く続けられています。釣るために放流する「プット&テイク」と言います。賛否両論ですが、この放流を楽しみにしている地元住民や初心者も多いのです。これは、誰でも簡単に放流魚が狙えるという目的の他に、他魚が周年解禁しているので、混獲や密漁、カワウの攻撃を避けるために効果があります。

 上流域の小菅川も同じくです。一般エリアとキャッチ&リリース区間に解禁日午前中に放流されるのです。

 4日(土)は小菅川解禁に行って来ました。午前中は小菅トラウトガーデンでウオーミングアップ。2時間で20匹ほど引きを楽しみました。早めの昼食をとり、金風呂エリアのキャッチ&リリース区間に11時半ごろ下りると、すでに駐車場は満杯で、その前には人がたくさん待っていました。下流まで行って空きスペースに車を止めると、若者が2人、正午を待っていました。ここなら入れそうとあいさつすると、偶然にも知り合いの息子とその彼女でした。

 正午のチャイムと同時に彼女がスプーンを投げるなり、1投目でヒット。そして彼氏にも。私は安心して釣りを開始しました。私はフライで年越しのヤマメを狙ったのですが、そんなに甘くはなく、ライズもなくマラブーフライで放流直後のニジマス5匹、イワナを3匹釣り、3時間ほど釣って寒くなってきたため温泉に行くことに。

 翌日5日は多摩川本流の解禁日。自転車に乗って地元エリアでは超激戦区で有名な河辺グランド前へ。やる気満々の方々が落ち着くころを見計らって到着したのは午後3時ごろでしたが、それでもまだ餌釣りの人がずらり。まずは上流へ行き、様子見しました。護岸のない側は比較的空いているのでそこへ立ち込んで移動しながらキャスト。10投目ぐらいでヒットしたのは昨日釣れなかったヤマメでした。

 放流ものですからヒレは傷ついてましたが、これも解禁イベントと割り切り、リリースして次の獲物を狙います。

 しかし、その後当たりはなく、護岸の方が空いてきたので、川を渡って移動。そこでは餌にスレきったヤマメたちが次々にチェイスしヒット。フッキングミスもありましたが、護岸から見下ろすためそのシーンがよく見えるので面白かったです。連発したので、「ルアーは何を使ってるんですか?」と近くにいた人に聞かれるほどで、ちなみにルアーはトリコロールミノーHWというちょっと重めの5センチぐらいのミノーでした。ロッドを小刻みに動かしてトゥイッチすると、ヤマメが戯れるように追いかけて来たのを何度も見て「放流魚も捨てたもんじゃないな」と再認識しました。

 夕刻、激戦区の河辺グランド前に空きができたのでそこへ入るとヤマメの猛襲とも言うべき連続ヒットです。周りも釣れていました。あれだけ餌釣りで釣られているのにこんなに残っているんだなと放流量をこれまた再認識。

 ルアーの人はみんなリリースしていましたから今後野生化してきれいな魚体になることを期待したいです。多摩川本流はこれからゴールデンウイークまで何度か成魚放流があります。詳しくは漁協のホームページを。連休以降は釣り人も減り、野生化した美しいヤマメも釣れます。ぜひお出かけください。(東京海洋大学客員教授)

[ 2017年3月18日 05:30 ]

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