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楽し〜バス 50センチバンバン 数が分からなくなるほどの大量!?

[ 2017年1月27日 05:30 ]

ランカー級は出なかったものの、このサイズはたくさん釣れた
Photo By スポニチ

 【釣りなでしこ】深川・吉野屋

 昨年、船釣りでのシーバスデビューを果たした釣りガール・野口美和。大物の引きをまた味わいたくて、深川・吉野屋から出船。上級者に交じり、いまが旬の釣りを楽しんだ。

 予報が悪かったせいか、取材当日の朝、私と同行の父は3番目の到着。6時に門が開いて運よく佐久間誠船長のシーバス船の右大ドモに私、隣が父。この位置だと釣れている人の誘い方は分かるし使用ルアーも観察できるので最高のポジションです。

 お店で販売しているルアーからきょうの海に合っていそうなルアーを数種類、佐久間船長に選んでもらい、14人のシーバスハンターとともに出船。東京湾アクアライン・風の塔周りで釣り開始。皆さんのいろいろな種類のルアーが一斉に海に吸い込まれていきました。

 私は船長の選んでくれた吉野屋SPの「海老蔵パープル」60グラム、父は「イワシカラー」40グラム。リーダーは6号を1・6メートル結んでリールはベイトとスピニングを用意しました。1投目はフォール中にラインがフケたので、聞いてみたらコツっと来たからそのまま合わせて50センチを抜き上げ、まずはオデコ逃れ。船でもあちこちでシーバスが抜き上げられていて全員入れ掛かり状態です。

 20分もしたら父のルアーには反応がなくなり、私の方は食いが浅いのか水面で抜き上げる時や大物の時はタモが間に合わずに5匹連続ポチャリです。当たりが多いのでそれほど気にならないのが不思議、いつもはガッカリなのに。

 「どうやらきょうの当たりカラーはピンクかな?」なんて仲乗りさんと話していると、気が付いたらほとんどの人がピンク系のルアーにチェンジしていて引きを楽しんでいます。

◎上級者は67匹65センチ

 夢中になって楽しんでいたら、いつの間にか風が強くなっていて海も荒れ模様に変身して、あちこちで波のウサギが飛び交っています。

 佐久間船長は沖に係留してある大型タンカーの本命大物ポイントを諦め、東京ゲートブリッジ周辺の荒川河口ポイントへ。

 ここではソナーでシーバスかベイトの反応を見つけて釣るから群れを追いかけるような感じです。

 すぐに群れが見つかってスタート、やはりピンク系に反応が良くてここも入れ掛かり状態。父は違うカラーのルアーをいろいろ試し、「ピンクに替えると簡単にヒットする」と言いつつ、また違うルアーに替えては楽しんでいます。

 残念ながら大物ポイントに行けなかったのでランカー級は出なかったけど50センチ前後がバンバン、ロッドを絞り込んでくれます。群れによっては塩焼きサイズだらけだったりして、この子たちを連続リリースしていたら正確な数が分からなくなってしまいました。

 後半は早上がりかと心配になるほど風が出てきたけれども、定時まで佐久間船長が釣らせてくれ凄く内容の濃い釣りができました。

 釣果は私が30匹ぐらいで、父は25匹ぐらい。ベテランさんは67匹、船での最大は65センチ、私の最大は56センチでした。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋=(電)03(3644)3562。出船は午前7時。乗合料金は男性9500円、女性・高校生7500円、中学生以下5000円。 

 ◆野口 美和(のぐち・みわ)1993年(平5)7月、東京生まれの23歳。血液型B。私立大学を卒業後、都内のデザイン会社に勤務。6歳から父親の光昭さんに連れられて釣りを始める。小型船舶1級免許を持つ。趣味は乗馬とアニメ。

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