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快感朝キス 7時すぎ開始で空振りなしの良型連発!!

[ 2016年12月15日 05:30 ]

茅ケ崎・石積堤
Photo By スポニチ

 【湘南・茅ヶ崎】湘南・茅ケ崎の石積み堤や西浜で、良型交じりでシロギスが釣れている。茅ケ崎のキスは相模湾中央部でも終期近くに好食いするのが例年のパターンだ。(スポニチAPC 川上 二郎)

 大きな石が自然の大きな力で動き、凹凸の激しい石積み提となっていた。改修工事が終わり平らな堤防に復元された。11月末、周辺の浜でキスが釣れている情報をキャッチ。波の静かな引き潮の時間帯を選んで釣行した。水温は20度前後。

 大潮の3日目。北寄りの風で波は小さく潮も澄んでいた。堤防西端から200メートルのへこんだ地点の左側に釣り座を置いて、岩イソメとジャリメのハイブリッド餌で投げ始める。100メートル手前に仕掛けを落とし、丁寧にゆっくり止め引きを繰り返す。80〜15メートル間で魚信が出た。掛かってくるのは11〜13センチの小型。ハリ掛かりの浅いものは放流しながら左へ10メートル移動。力糸の先で強い魚信があり岩イソメに23センチがヒット。小型が数匹ヒットした後、20メートル付近で同サイズがヒット。これも岩イソメに食いついた。

 しばらく同じ場所で遠近・左・右を探ったが良型のヒットがない。潮が七、八分下げている。左へ大きく動く。付近には釣り人が4〜5人釣っていて頻繁に小型をヒットさせている。2連、3連で小型キスがヒットして来る。周囲を見ても良型は来てないので干潮の底に納竿する。23センチ前後を2匹と小型を28匹の30匹がクーラーに。この様子から少し早い時間帯に良型がヒットするかも、と3日後の7時すぎ、堤防の西から2つ目のへこみ左に釣り座を置いた。餌は岩イソメを1センチくらいの大きさにカットしてセットする。8号のハリが隠れる大きさだ。

 1投目は14センチの小型。放流する。2投目、20メートル付近で強い魚信。20センチ超のサイズ。以後、右・左の50メートル先に仕掛けを落としゆっくり止め・引きを繰り返す。小さな前当たり(コン、コンッと小型の当たりよりさらに小さい)の後、ひったくるような魚信。良型のダブルヒットもあり、17センチ以下のキスも交じり、ほとんど空振りなしのヒットが続いた。

 しばらく強烈な魚信を堪能。11時を回ったころから食いが落ちて良型のヒットは止まった。24・5センチを頭に24匹がクーラーに。ハリ掛かりの浅い小型は全て放流した。ちなみに20〜24・5センチ10匹で660グラムだった。

 ※注意 波が大きいと堤防上にはい上がり危険。場所を選ばないと掛かったキスが石に当たって外れる。海草の付着した所は滑る。石と石との間は隙間があり足元にも気を付けて。平らな安全な場所を選ぶ。

 ▼メモ 餌の入手は別図参照。ほかに国道129号沿いに24時間営業の「かめや」=(電)0463(54)9141、または金・土・日曜日24時間営業の上州屋=(電)同(24)4821=でも入手できる。駐車場、トイレは近くにはない。

 南伊豆・弓ケ浜の右手に流れ込む青野川や、西伊豆松崎港に流れ込む岩科川と那賀川の河口、沼津の狩野川河口でキスが釣れる。海の荒れたとき、風で釣りのできないときなどに、たくさんは釣れないが結構楽しむことはできる。青野川は左手に伸びる石積堤の付け根から河口まで。川の中央部から手前のカケ上がりを釣る。足場が若干悪いので注意が必要。松崎港は漁船が係留されている間で釣る。狩野川河口はグラウンドの川側で堤防柵から上流を釣る。季節により良型の好釣りもあるが、先日、「20匹釣れた」の情報も。対岸の沼津港まで150メートル以上あるが漁船の航路でもあり注意が必要。

 ▼メモ いずれの場所も駐車可。餌、飲食物は持参。

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