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底で誘ってグン!!銀ピカ カイワリ25センチ

旬を追う
山本APCに良型カンコが!!
Photo By スポニチ

 【旬を追う】千葉県南房・館山の洲ノ崎。この沖で冬の釣り物といえばカイワリ。引き、姿、そして味の良さで人気だ。他に沖メバル、イサキなどズラリ。この“五目”を狙って進水したばかり、ピカピカの佐衛美丸から出船!(スポニチAPC 山本 有道)

 12月某日、佐衛美丸のサイト。「今日で青い佐衛美丸とお別れ」「ありがとう」「またがんばってね」「さようなら」。洲ノ崎港からだんだん遠ざかる8枚の写真。それらに付けた早川忠信船長のキャプション。船長の心情が手に取るように分かりこちらまでホロリとした気分。「13年間、お世話になった船との別れは寂しいもんです。でも福島・相馬でまた活躍するんですから…」と送り出した。震災の海で復興に役立つのを祈るばかりだ。青い船に代わって登場したのが白い佐衛美丸。この船で向かったのがカイワリの好ポイント、90メートルダチ。
 アミコマセ、3本バリにオキアミを付けて下ろしたまではよかったが難敵登場。50メートルくらいで道糸がフケてしまった。サバだ。急いでリールを巻くと25センチ級が3匹。そして次も…。私ばかりでなくみなさんサバの猛攻に大苦戦。隣で釣っていた館山市の上野富次雄さん(63=フリー)も「底にはカイワリが待っているんだけどなあ」とポツリ。
 仕方なく80メートルダチに移って沖メバルを狙うことになった。ここでは順調。25センチ中心だったが時には30センチの良型。重々しい引きに大満足だ。それにイサキと同居しているらしく25〜30センチが次々と姿を現す。ひとしきり沖メバル、イサキを楽しんで再度カイワリへ。あれほどいたサバも去り、期待を抱かせたが、今度は潮が速くなり90メートルなのに道糸が150メートルまで出て行く。30号のオモリを足してようやく底ダチが取れるようになったが当たりは遠い。だがあきらめは禁物。「最低でも1匹!」との思いが通じる瞬間がやってきた。
 グン!と竿先が揺れ結構な引き。5メートルほどゆっくり手で巻いてから電動リールへ。上げてくる途中も小気味よい引きを見せるのはまさしくカイワリだ。25センチと小さかったが、早川船長「今日のカイワリは貴重品。バラすともったいない」とタモ入れ。銀色に輝きいかにもおいしそうな1匹に思わず笑みが出てしまった。
 前半はサバ、後半は速い潮…コンディションはよくなかったが、カイワリ、沖メバル、イサキ、赤イサキ、おまけに良型のカンコも釣れ“五目”達成。洲ノ崎沖、今後も楽しめそうだ。 

 <佐衛美丸 最新機器が充実>何もかも新しい佐衛美丸だから釣りも快適。釣り船としての最新機器を備えているが、早川船長のお気に入りは横に動き、接岸、離岸が楽な「スラスター」を装備していること。また照明はLED。午後船、薄暮のアオリイカ釣りなどに威力を発揮しそうだ。

 <カイワリ上下に 沖メバルは待ち>カイワリ、沖メバルとも市販のイサキ仕掛け。だがタナが違う。カイワリは底にいる魚だからビシを1メートルくらい上げゆっくり上下に誘う。沖メバルは底上5メートル。コマセを振って待てばコツッ。どちらも当たりがあればすぐに上げず追い食いを試みたい。活性がある時はカイワリの一荷も珍しくない。口が弱いだけに電動リールの速度もスローがセオリーだ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、洲ノ崎・佐衛美丸=(電)0470(20)8003。午前6時出船。料金1万円。午後船のアオリイカも出船中。

[ 2012年1月5日 ]

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