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【旅ヂカラ漫遊記】龍馬も食べた?絶品カツオ わら焼きを体験!

熱い炎をものともせず?わら焼きタタキ作りに挑戦する筆者                               
Photo By スポニチ

 高知に戻りガツオの季節がやってきた。初ガツオに比べ脂が乗ってトロガツオともいわれる戻りガツオ。食べ逃す手はないと“カツオの町”中土佐町に出掛けたが、おいしさ、新鮮さは想像以上。折しも一帯では観光キャンペーン「奥四万十博」を開催中。梼原(ゆすはら)町では体験メニューの坂本龍馬の脱藩の道を歩くなどして、土佐の秋を満喫した。

 「魚が安いぜよ~。買うていかんかぇ」。土佐の一本釣りの町・中土佐町の久礼(くれ)大正町市場。約100メートルのアーケードに並んだ鮮魚店などから威勢のいい声が飛ぶ。1915年(大4)、火災に見舞われた際、大正天皇から復興費が届けられたことからその名がついたという町民の台所。訪れる外国人も多い。

 主役はもちろん、今(9~11月)が旬の戻りガツオ。黒潮に乗って北上し4~5月に水揚げされる初ガツオに対し、水温の低下に伴い南下するため大きく脂が乗っているという。早速、山本鮮魚店で刺し身とトロロが載った「かつお丼」(650円)を注文したが、これはあくまでサブ。メインはタタキで、それも出来たてを味わおうと、市場から車で5分、久礼港を見下ろす高台にある「黒潮工房」で、わら焼きタタキ作りを体験した。

 選んだのは節取り(三枚に下ろした片身の半分)を焼く初級コース(カツオ代時価3200円+800円)で、まずは節取りの腹部に塩をまぶし、皮側を下にして長い棒が付いた網に載せる。これをわらを燃やして焼くのだが、火ではなく煙に当てるのがポイント。「焦げずにいい香りが付くから」(店員さん)だそうで、30秒ずつ2度焼いたら裏返してまた30秒。冷やせば出来上がりだ。

 完成品はパック詰めで持ち帰ってもいいが、すぐに食べるのが一番。店内の食事処(どころ)でさばいてもらうと、厚さ1センチもの大きな切り身が20枚近く大皿に。その迫力に負けず、ネギや玉ネギ、ニンニクのスライス、大葉を挟み特製しょう油タレにつけて頬張ると、確かに脂が乗ってトロッとした舌ざわり。皮のパリパリ感がたまらない。

 宿は向かいの太平洋に向かって立つ「鰹乃国の湯宿 黒潮本陣」に取ったが、夕食に出たのは塩で食べるタタキ。しょう油タレよりサッパリして、カツオ尽くしの仕上げにはピッタリ。食後、眼下に広がる太平洋の黒潮を沸かしたという露天風呂に体を沈めると、南下するカツオの群れに出合ったような気分だった。

 ≪龍馬脱藩の足跡をたどる≫歩いた龍馬脱藩の道は、1862年(文久2)3月24日夕、高知を出発した龍馬一行の宿泊地跡を望む地点から、龍馬ら幕末の志士の群像が立つ維新の門までの約4キロ、1時間半のコース。全行程のごく一部だが、当時の面影が各所に。特に神幸橋を渡って三嶋神社を参拝し、杉林に囲まれた階段を上り、竹林脇を通る周辺は映画かドラマのよう。龍馬の服装をした男性ガイド(案内料3000円)の姿がムードをもり立てる。
 来年3月24日からは大政奉還150年を記念した「志国高知幕末維新博」が開催され梼原町関係者の意気は上がるが、一方で同町には2020年東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムの設計者、隈研吾氏デザインの建築物が雲の上のホテル、町総合庁舎など4カ所もある。隈氏が芝居小屋「ゆすはら座」に感銘を受け、保存運動に関わる中で町と交流を深めたためといい、こちらも必見だ。

 ≪廃校の小学校にゴジラだ恐竜だ「海洋堂ホビー館四万十」≫中土佐町から車で約1時間。四万十町でユニークなものに出合った。廃校になった小学校校舎を利用した「海洋堂ホビー館四万十」(入館料800円)。フィギュアメーカー海洋堂の歴史とコレクションを展示する施設で、ウルトラマンやガンダム、恐竜などのフィギュア、模型が5000点以上。ゴジラやガメラなどの怪獣を集めた企画展(24日まで)も開催。飽きることがない。

 ▽行かれる方へ 高知龍馬空港から車で約1時間10分。タタキ作り体験は1匹さばきからの中級もあり時価+1500円。10月末まで。奥四万十博は12月25日まで。各種体験、イベントなど実施中。問い合わせは同博推進協議会=(電)0889(59)5225。

[ 2016年10月12日 12:00 ]

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