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【飯豊まりえ マチメシ!】新感覚ホワイト麺 平塚タンメン

[ 2018年4月25日 12:00 ]

出来立てのタンメンを手渡される飯豊まりえ
Photo By スポニチ

 人気急上昇中の女優・飯豊まりえ(20)が街の中華、洋食、定食、喫茶店を食べ歩きしながらオジさんたちと交流する「マチメシ!」。第2回の舞台は春の風薫る湘南・平塚の創業56年目を誇るタンメン専門店「花水ラオシャン本店」です。このエリアにしか存在しないローカルフード「平塚タンメン」とは?

 こんにちは、飯豊まりえです。突然ですが皆さん、「タンメン」と言われて、どんな一杯を思い浮かべますか?塩味のスープに炒められた野菜がこんもり…というのが一般的なイメージですよね。でも「平塚タンメン」はちょっと違います。まずはこのビジュアルを見てください!

 スープが透き通っている上、具が刻み玉ねぎしか乗ってないんです。しかも麺が真っ白。こんなの見たことない!細麺なのにもっちもちです。自家製ストレート麺の白さの秘密は「かんすいや卵を使っていないから」と大将の相沢孝文さん(52)。小麦粉の色そのものの白さなんですね。

 もう一つの特徴は、なんとこのスープ、酸っぱいんです。リンゴ酢を合わせているんだとか。これはくせになる味ですね〜。スープに深みがあって、とってもまろやかです。透明な出汁(だし)の素材は秘密とのことですが、このシンプルさ、麺にもスープにも自信がなくちゃできないですよね。お酢が入っているので体にもいいし、疲れも取れる。おいしくて疲れが取れちゃうんですよ。最高じゃないですか。

 湘南はドラマの撮影で来る機会が多くて、青春!っていうイメージ。砂浜を走る、みたいな。ベタですかね(笑い)?母とドライブに来たのも思い出です。

 ここで大将から「ラー油を入れてみて」とアドバイス。麺と同じく自家製のラー油を垂らしてみると、うわっ!この見た目、絶対おいしいやつだ!香ばしくて味がギュッと引き締まった感じ。お酢とラー油、めちゃくちゃ合いますね。

 「より少ないものは、より豊か」っていうドイツの建築家の言葉があるんですけど、このタンメンはまさにそれです。ここ数年で食べた麺の中で一番おいしかったです。それで1杯400円なんて信じられません。出合えて良かった平塚タンメン。午後4時近いにもかかわらず行列が途切れないのも納得です。

 大将の雰囲気がまた素晴らしいですよ。若い常連さんを「また来たね〜」って迎える感じとか。まとめてご来店した男性陣は地元・湘南ベルマーレのフットサル選手だそうです。地域と結びついている感じも素敵です。あっ!このお店でも私の愛読紙スポニチを発見。本棚のマンガ単行本は全部お客さんからの寄付なんだそうです。ご家族連れも多く、タンメンを待つ間、お子さんが読みふけっていました。

 最後はきっちり完食〜。気付いたら白いTシャツにラー油がはねてました。しかも3カ所も。あまりのおいしさに無我夢中ですすり過ぎました(笑い)。でも最高の気分転換になったから気にしません♪

 ≪「お菓子みたい」パリパリ食感≫サイドメニューのイチ推しは「焼きワンタン」(400円)。薄く真っ平らな見た目に飯豊も「お菓子みたい。写真撮りたい!」と感激。パリパリの食感は焼いたチーズのように香ばしい。また、タンメン(生麺+タレ、1人前250円)やラー油(500円)などは持ち帰りも可。お土産だけを買いに来るお客さんもひっきりなしに来店する。両方を購入した飯豊は「本気の買い物です。ラー油は自分の料理にも使いたい」。

 ◆花水ラオシャン本店 神奈川県平塚市花水台29の4。JR東海道線・平塚駅南口から徒歩15分。神奈中バス39系統大磯駅行き、40系統西海岸行き「花水台」下車すぐ。(電)0463(36)0269。営業は午前10時30分〜午後10時。木曜定休。麺類はタンメンのみで、あとはわかめやワンタン、チャーシューなどのトッピング。夏季には冷やしが登場する。餃子(ギョーザ、350円)も人気。

 ◆飯豊 まりえ(いいとよ・まりえ)1998年(平10)1月5日生まれ、千葉県出身の20歳。13年、フジテレビ系ドラマ「幽(かす)かな彼女」で女優デビュー。昨年4月に映画「暗黒女子」で初主演。フジ系「にじいろジーン」、TBSドラマ「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」などに出演中。血液型B。

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