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【祥子 酒と湯宿と男と女】群馬・猿ケ京温泉 銀世界に変わるまで熱く抱きしめて

[ 2017年12月22日 05:30 ]

露天風呂を満喫する祥子
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(32)が温泉と地酒に酔いしれながら男も女も元気になる名湯を紹介する「酒と湯宿と男と女」。今回は群馬県みなかみ町の猿ケ京温泉を訪ねました。「みなかみ18湯」の一つで、上杉謙信が命名したといわれる由緒ある温泉。おじゃました旅館には座敷わらしの逸話もあって“歴史と民話の湯”にどっぷり漬かってきました。

 JR上越新幹線上毛高原駅からバスで30分。相俣ダムの人造湖・赤谷湖沿いに猿ケ京温泉が見えてきました。自然の保全と人の営みの共生が評価され「ユネスコエコパーク」に登録されたみなかみ町を代表する温泉で、祠(ほこら)やお地蔵さまが民話とともに残る“日本の故郷”のような所です。

 そんな中で座敷わらしの逸話が伝わるのが、おじゃました「生寿苑(しょうじゅえん)」。関所のような入り口の大門と2400坪の広大な敷地に平屋13室というぜいたくな造り。大門前には座敷わらしに言われて掘った穴から出てきたという金瓶をまつった「八幡」さまが鎮座していて、思わず有馬記念の願掛けをしちゃいました。

 なんとなくスッキリした気分で露天風呂へ。近隣の大峰山から切り出した巨石を、初代・生津晃さん(70)が自ら積んだ石垣の上に造ったという岩風呂で、岩の上には前日降った雪が残りとても幻想的。小さな雪だるまを作って、ほっぺたにチューしてしまいました。

 泉温43度とやや熱めのお湯ですが、泉質はナトリウム・カルシウム―硫酸塩・塩化物泉で、肌にやさしく全身を包んでくれるよう。切り傷や抹消循環障害に適応症があるそうで、体もポッカポカ。内湯には温泉街を流れる西川の石を浴槽の底に敷き詰めてあり、身体や足裏のツボを刺激してくれます。

 すっかりリフレッシュした後は、暖炉のあるくつろぎのラウンジで純米大吟醸「谷川岳」(永井酒造)を頂きました。とても濃厚な味わいで奥深く、一口飲んだだけで全身が和むよう。お風呂上がりにはピッタリの地酒です。

 帰路、旧三国街道・須川宿を中心に宿場町などが広がる「たくみの里」に寄り、体験工房「香りの家」でこんにゃく作りを楽しみました。こんにゃく芋を砕いてこねて手で丸めて煮込む。初めての経験でしたが、ノリノリで作ったハート形が大好評。誰かにあげたいけど、今の祥子は自分で食べるしかありませんね。

 ◇猿ケ京温泉◇

 ▽アクセス 車は関越道月夜野ICから国道17号利用

 ▽宿泊 旅館・ホテル・民宿25軒。生寿苑は1泊2食付き1万6000円から

 ▽たくみの里 体験工房27軒。こんにゃく作り3000円から

 ▽問い合わせ 生寿苑=(電)0278(66)1175、みなかみ町観光協会=(電)同(62)0401

 ≪愛用ひざ掛けなどプレゼント≫のむヨーグルト(7本)と豊楽みそ、こんにゃくの“たくみの里セット”、祥子愛用のひざ掛けを各3人、1人にプレゼント。希望者ははがきに住所、氏名、年齢、職業、電話番号、希望品を明記し、〒135―8517、東京都江東区越中島2の1の30、スポーツニッポン新聞社文化社会部「超刊祥子プレゼント猿ケ京」係へ。29日の消印まで有効。発送をもって発表に代えます。

 ◆祥子(しょうこ) 1985年(昭60)4月13日、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(水曜レギュラー)に出演中。写真集「鍵―KEY―」(講談社)を新発売。DVD「とある綺麗なOLさんの妄想」(リバプール)など絶賛発売中。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

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