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【祥子 酒と湯宿と男と女】長野・上林温泉 深緑に酔いしれ、サルに去れない

[ 2017年11月29日 12:00 ]

露天風呂で打たせ湯を浴びる祥子
Photo By スポニチ

 お色気たっぷりの“謎の美女”祥子(32)が、温泉と地酒に酔いしれながら男も女も元気になる名湯を紹介する「酒と湯宿と男と女」。今回は長野県山ノ内町の上林(かんばやし)温泉を訪ねました。旅館・ホテルが5軒とこぢんまりした温泉地ですが、湧出量はハンパありません。近くには野生の猿の温泉で知られる地獄谷もあり、一緒に入りたくなっちゃいました。

 北陸新幹線長野駅で乗り換えた長野電鉄特急電車。どこかで見たことあると思ったら、小田急線のロマンスカー。旧型車両を譲り受けて運行しているそうで、妙に懐かしい気分になりました。

 終点・湯田中駅で降りると、今回おじゃまする「上林ホテル仙壽閣」の送迎車がお出迎え。車体の「上林」の文字を見て、つい私の大好きなプロ野球・ソフトバンクの上林(うえばやし)選手を思い出し、うれしくなっちゃいました。

 仙壽閣には約10分で到着。古くから多くの文人に愛された大正ロマン漂うホテルで、お目当ての露天風呂はロビーなどからガラス越しに望む深緑の日本式庭園の中にあるような雰囲気。大きな岩からは2つの源泉(単純温泉、ナトリウム・カルシウム―塩化物・硫酸塩温泉)をブレンドしたお湯が滝のように流れ落ち、竹筒からは打たせ湯も。野趣たっぷりです。

 それもそのはず、温泉の湧出量は毎分720リットル、1日1036トンと長野県最大級で、湯船からあふれ出す弱アルカリ性のお湯は肌にやさしくまろやか。ちょっと熱めだったけど、とてもリラックスして入浴することができました。

 お風呂上がりはステンドグラスが美しいレストラン「鹿鳴」で、地元玉村本店の大吟醸「縁喜(えんぎ)」をいただきました。長野県生まれの希少な酒米「金紋錦」を100%使用したお酒で、スッキリした中にも切れがあり、香りも良し。スタッフさんと2人で300ミリリットル瓶をすぐに空けてしまいました。

 ほろ酔い機嫌で勇躍向かったのが、仙壽閣から徒歩30分の「地獄谷野猿公苑」(入場料800円)。露天風呂に入る野生の猿が世界的に大人気ですが、「今は交尾期で風呂に入るのは雪が降る12月以降」(係員)とか。“スノーモンキー”と呼ばれるユエンで、残念ながらその姿は見ることができませんでしたが、今にもお風呂に飛び込もうとする姿が超かわいい!

 次は祥子と“共演”なんてどうかしらん。

 ◇上林温泉◇

 ▽アクセス 長野電鉄特急車両には旧型成田エクスプレスも。車は上信越道信州中野ICから国道292号利用

 ▽宿泊 旅館・ホテル5軒。仙壽閣は1泊2食付き2万5000円から

▽問い合わせ 仙壽閣=(電)0269(33)3551、地獄谷野猿公苑=同4379

 《祥子サイン入りボードを1人に》ピーマンにそっくりな形をしたぼたん胡椒(こしょう)の味噌加工品瓶詰め(750円)、祥子愛用のサイン入りコルクボードを各5人、1人にプレゼント。希望者ははがきに住所、氏名、年齢、職業、電話番号、希望品を明記し、〒135―8517、東京都江東区越中島2の1の30、スポーツニッポン新聞社文化社会部「超刊祥子プレゼント上林」係へ。12月6日の消印まで有効。発送をもって発表に代えます。

 ◆祥子(しょうこ)1985年(昭60)4月13日、熊本県出身。タレントで温泉ソムリエの資格を持つ。週刊ポストのグラビア連載「謎の美女」で人気に。MXテレビ「バラいろダンディ」(水曜レギュラー)に出演中。写真集「鍵―KEY―」(講談社)を新発売。DVD「とある綺麗なOLさんの妄想」(リバプール)など絶賛販売中。身長1メートル64、B85・W58・H86。血液型A。

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