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蓮舫氏 候補者応援のため甲子園球場横で応援演説 阪神・原口の話題から政治の話へ

[ 2019年7月13日 18:39 ]

 立憲民主党の蓮舫副代表(51)は13日、候補者応援のため関西入り。プロ野球マイナビオールスターゲーム第2戦が行われる直前の兵庫・甲子園球場横で、兵庫選挙区から立候補したフリーアナウンサー・安田真理氏(40)の応援演説を行った。

 屋台の焼き鳥のにおいが立ちこめる中、さまざまなユニホーム姿の野球ファンに向け、白いジャケット姿の蓮舫氏がマイクを握った。

 「昨日の原口選手の代打ホームラン。めちゃめちゃ格好良かった」。

 開口一番、先日12日の第1戦で、9回2死から2ランを運んだ阪神・原口文仁捕手(27)の話題を振ると拍手がわき起こった。

 「大腸がんを克服してあれだけの代打ホームランがちゃんと打てる。がん患者を抱えているご家族、どれだけの勇気を与えたんだろうか。国会でも必ずガンの話は必ず厚生労働委員会で議論されるんですが、残念ながらいつも先送りされるんです」と、政治の話に持ち込んだ。

 さらに、失言の数々で話題になった自民党の桜田義孝前五輪相に触れ笑いを誘った。「私も予算委員会で冗談のようなやりとりをさせて頂きましたが、名前を間違えられても結構です。私が何を怒ったのか、この人予算把握していませんでした。1500円、額を間違えたのも結構です。これは額どころじゃない。1725億。数字も全然違うんです」と、桜田前五輪相が蓮舫氏を「れんぽう議員」と何度も呼びかけたことや、東京五輪・パラリンピック関連の国の負担見込み額「1500億円」と言うべきところを「1500円」と言い間違えたことに触れ、聴衆の中には噴き出す人もいた。

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2019年7月13日のニュース