PR:

戦艦山城や扶桑か…フィリピン沖で旧日本軍の沈没軍艦発見「激戦と海流のため、船体は著しく損傷」

フィリピン・スリガオ沖で見つかった戦艦山城とみられる船のスクリュー(ポール・アレン氏提供・共同)
Photo By 提供写真

 米資産家ポール・アレン氏の調査チームが7日、フィリピン南部スリガオで記者会見し、太平洋戦争中の1944年に米軍に撃沈された旧日本軍の戦艦山城や扶桑などとみられる5隻を、スリガオ沖の海底で発見したと正式に発表した。「激戦と海流のため、船体は著しく損傷していた」と説明した。

 調査チームによると、山城と扶桑の船体はいずれも逆さまになっていた。ともにスクリューが残っているのが確認され、扶桑の艦橋部は船体から約60〜70メートル離れた海底に沈んでいた。調査で得た情報は日本側に伝えるという。

 調査はスリガオ海峡の深さ約200〜600メートルの海域で実施し、ほかに駆逐艦満潮、山雲、朝雲とみられる船体も見つかった。周辺海域には重巡洋艦最上も沈んでいるとみられるが、海流が強く今回は発見に至らなかった。

 調査に協力したフィリピン国立博物館関係者は6日、取材に「船体をどうするかはまだ決まっていない」と話した。

 日本の国立公文書館アジア歴史資料センターや防衛関係者によると、山城と扶桑は姉妹艦でいずれも全長約200メートル、幅約30メートル。満潮などとスリガオ海峡からレイテ湾に入ろうとしたが、米軍の攻撃により沈没した。

 アレン氏は米マイクロソフトの共同創業者。2015年には、米軍の攻撃を受けフィリピン中部シブヤン海に沈んだ戦艦武蔵とみられる船体も発見した。(共同)

[ 2017年12月7日 22:17 ]

Webtools & Bookmarks

注目
アイテム

ニュース

注目アイテム

スポニチwikiランキング

      人気ニュースランキング(社会)

      ※集計期間:12月15日06時〜07時

      » 続き

      【楽天】オススメアイテム
      クイックアクセス