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小池氏「三都物語」崩壊 大村・愛知県知事「希望」応援撤回

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 東京、愛知、大阪の「三都物語」の連携が、公示2日目にして崩壊した。

 小池氏と日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事、53)の「応援団」を自称していた愛知県の大村秀章知事(57)がこの日の会見で「特定の党に応援に入ることは、現段階で考えていない」と発言。希望や維新と距離を置く考えを表明した。

 予兆はあった。5日に希望が大村氏を党顧問に内定したと発表し、直後に取り消した。大村氏は「認識の違いがあった」と説明し、小池氏は調整中の内容を公表した「単純ミス」と釈明に追われていた。

 大村氏と対立関係にあるといわれる地域政党「減税日本」の代表で河村たかし名古屋市長(68)の存在も、方針転換の要因との見方もある。小池氏は、7日に東京・銀座で行った街頭演説は松井氏、河村氏と合同で開催。小池氏から「25年来の盟友」と紹介された河村氏は上機嫌で「銀座の恋の物語」の一節を歌い、連携をアピールした。この演説について小池氏は3人とも政党の代表者と紹介したものの、姿を見せなかった大村氏も地域政党「日本一愛知の会」を率いた経験があり、違和感を残した。

 希望と維新の距離感にも温度差がにじむ。維新は「選挙協力」と報じられることを嫌い、「我々は棲み分けと言っている。あくまで不可侵条約だ」(党幹部)と譲らない。第一声でも「打倒安倍首相」を叫ぶ小池氏に対し、首相に近い松井氏は政権批判を避けた。

 選挙期間中の協力関係は崩れたが、「三都物語」は地方創生など三大都市圏の共通政策でもある。大村氏は会見で「三都連合で地方分権は進めていく」とした。「特定の政党ではなく、個人的に関係のある方(候補)にエールを送っていきたい」。大村氏は今後も選挙戦に関わっていくとみられるが、与党が脅威と見ていた3都府県知事による合同演説会の計画は消滅することになった。

[ 2017年10月12日 05:30 ]

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