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東名・夫婦追突死亡事故 “元凶”の男「危険運転」適用されず

 神奈川県大井町の東名高速道路下り線で6月に大型トラックがワゴン車に追突し夫婦が死亡、娘2人が負傷した事故で、県警は11日までに自動車運転処罰法違反(過失致死傷)と暴行の疑いで、福岡県中間市のアルバイト石橋和歩容疑者(25)を逮捕した。

 石橋容疑者は6月5日午後9時35分ごろ、現場から約1・4キロ手前の中井パーキングエリアで駐車位置を巡り注意されたのを逆恨みし、静岡市清水区の自動車整備業、萩山嘉久さん(45)と妻友香さん(39)一家のワゴン車を追い掛けて進路を妨害。追い越し車線に無理やり停止させ、車を降りて嘉久さんに暴行。後続のトラックが追突した。

 視界の悪い夜間で、時速100キロ前後が当たり前の高速車線での停車。危険行為ながら、容疑は追突したトラックの男性運転手(63)と同じ過失運転致死傷(7年以下の懲役・禁錮または100万円以下の罰金)。事故を直接起こしておらず、より罰則の重い危険運転致死傷の適用は見送られた。インターネット上では「罪が軽すぎる」「理不尽だ」との批判が上がっている。

 嵩原(たけはら)安三郎弁護士は「法律の越えられない壁」と解説。「容疑者は目の前のことしか頭にない。想像力の欠如を罰する法はないのが現状だ。高速道路など、閉鎖空間で適用される法律を考えるきっかけにしてほしい」と話した。

[ 2017年10月12日 05:30 ]

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