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音喜多&上田氏が都民ファ離党 “小池ファースト”を痛烈批判

 東京都の小池百合子知事(65)が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」の音喜多駿都議(34)、上田令子都議(52)が5日、離党届を提出した。会見では、党に納められている月1000万円以上が使途不明である点や新人議員との飲み会を「派閥づくりの分派行為だ」と禁じられていた点などを告白。衆院選で政権交代を狙う小池氏だが、足元の都政から火の手が上がっている。

 音喜多氏は会見で、都政の課題が山積する中で国政に進出した小池氏の姿勢に「疑念を持ってしまった」と指摘。「1つのことに突き進むあまり、足元の人たち(都民)の改革が不十分になってしまった」と都民ファーストになっていないとの考えを示した。

 小池氏への不満以上に怒りをぶちまけたのが党の組織運営について。9月の新代表人事を巡り「55人も都議がいるにもかかわらず幹部3人だけで決まった。ブラックボックスだ」と痛烈に批判。音喜多氏自身についても7月の都議選を境に「ほとんどのメディアに出ることは事実上、禁じられた」と告白。新人との飲み会でさえ「派閥づくりの分派行為だ」と勘ぐられ禁止されていたという。

 2人は、党や会派の運営費についても情報開示を求めた。上田氏によると、所属都議は政務活動費15万円、党費6万円の計21万円を党本部に毎月納めており、会派55人で計1155万円になる。音喜多氏は「個別の使い道は何度か聞いているが、いまだに出てきたことはない」と説明。上田氏は、都の顧問から党の政務調査会事務総長に就任した小島敏郎氏への報酬について「いくら払われるのか説明もないまま就任した」と述べ、運営費から知らない間に捻出されている可能性を疑った。加えて政治資金パーティーのチケットが1枚2万円でノルマ付きで各都議に求められていることも明かした。

 古参メンバーの離反で足元が揺らぐ小池氏はこの日、衆院選対応を巡り、立候補要請があっても固辞する考えを重ねて表明。両氏はきょう6日に再会談する見通しで、前原氏は改めて出馬を要請するとみられる。希望は独自の経済政策「ユリノミクス」などを柱とした公約を6日午前に発表する。

 「希望」でも都民ファと同じく、人事を幹部だけで決め、自由な発言を制限する“小池流”の党運営が実践されるのではという懸念も広がる。音喜多氏は、希望から衆院選出馬を打診されたが断ったと語り「公約が発表されないうちから思想も政策も理念も異なる政治家が集まっている。選挙目当ての野合にしか思えない」と皮肉った。

[ 2017年10月6日 05:30 ]

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