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イランがシリア東部攻撃 米軍、アサド政権軍機撃墜 思惑乱れ混乱深まる

 イラン革命防衛隊は18日、シリア東部デリゾール県付近を複数のミサイルで攻撃し、多くのテロリストを殺害したとの声明を出した。タスニム通信が報じた。同様の攻撃は初めてで、過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点を狙ったとみられる。

 一方、米中央軍は18日、シリア北部タブカ近郊で、米軍機が現地時間の同日夕、アサド政権軍の戦闘機を撃墜したと発表した。米メディアによると、米軍がアサド政権軍の戦闘機を撃墜したのは初めて。

 内戦が続くシリアではISの掃討作戦が進んでいるが、米国やロシア、イランなど協調を欠く関係国の思惑が入り乱れ、混乱が深まっている。外交筋は各勢力間の「偶発的な衝突」を懸念していると語った。

 イラン革命防衛隊はミサイル攻撃について、今月7日に同国の首都テヘランで起き、ISが犯行声明を出した同時テロへの報復としている。使用したのは地対地ミサイルで、イラン西部の基地から発射。テロ組織の指揮所や車爆弾の製造工場などに命中したとしている。

 米中央軍によると、アサド政権軍の戦闘機がシリアで米軍が支援する民兵組織「シリア民主軍」(SDF)の戦闘員らの近くを空爆したため、集団的自衛権のルールに基づいて行動したとしている。タブカはISが首都とする北部ラッカの西約50キロ。

 空爆に先立ち、アサド政権派の戦闘グループがSDF戦闘員を攻撃し、SDF側に負傷者が発生。戦闘停止に向け、アサド政権を支援するロシア側と電話で連絡を取っていたという。

 アサド政権軍はIS掃討作戦を行っていたとして、米国を批判した。(共同)

[ 2017年6月19日 11:01 ]

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