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小池氏「重く受け止める」、豊洲ベンゼン基準の100倍 地下水管理システム原因か

報道陣の取材に応じる東京都の小池百合子知事
Photo By 共同

 東京都は19日、豊洲市場(江東区)の地下水モニタリング再調査で、有害物質のベンゼンが最大で環境基準の100倍検出されたと正式に公表した。小池百合子知事は同日、都内で報道陣の取材に応じ「重く受け止めたい」とした上で、今後、土壌汚染対策を検討する専門家会議などの助言を得ながら、移転の可否を判断する考えを示した。

 築地市場(中央区)内で同日午後に開いた専門家会議は、昨年8〜9月に地下水管理システムが稼働を始めたことで地下水の流れが変化し、土壌に局所的に残っていた汚染物質が広がった可能性が高いと指摘した。

 再調査では、前回9回目に環境基準の79倍に当たるベンゼンを検出した地点から、基準値の80〜100倍の数値が出たほか、基準の最大3・6倍のヒ素や、検出されないことが基準のシアンも複数箇所で検出された。

 地下水モニタリング調査は2014年から実施。7回目まではいずれも環境基準を下回っていたが、昨年9月公表の8回目で、環境基準の1・1〜1・4倍のベンゼンと、1・9倍のヒ素を検出。今年1月に公表した9回目で201カ所のうち72カ所から有害物質が検出されたため、高い数値が出た地点を中心に29カ所を再調査した。

 専門家会議は、今回の対象地点について、今後も調査を続け推移を確認することを決めた。過去の調査で採水に関する手順が異なっていた点については、数値には影響が出ないことが確認されたとして、適切だったと結論付けた。

[ 2017年3月19日 20:15 ]

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