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浜渦氏&石原氏“第一喚問”不穏?3連休百条委スタート

豊洲市場の移転問題を検証する東京都議会の百条委員会で、質問に答える岡田至元市場長
Photo By 共同

 築地市場から豊洲市場への移転問題を検証する東京都議会の調査特別委員会、通称「百条委員会」が18日、豊洲の用地売買交渉に関わった歴代中央卸売市場長4人らを証人喚問した。いずれも、地権者だった東京ガスとの売買契約の交渉に問題はなかったと主張。ただ、09〜11年に市場長を務めた岡田至氏は交渉に絡む費用などについて「(当時の石原慎太郎)知事に報告し、負担の考え方や額の想定を説明した」と強調。石原氏は3日に開いた単独会見で「報告も相談も受けていない」と話しており、真っ向から食い違う形となった。

 今月11日に続く百条委員会2日目。この日の焦点は、売買契約時に交わした協定書に、東京ガスが一定の土壌汚染対策をした後は追加負担する必要がないと明記し、「瑕疵(かし)担保責任の放棄」を都が認めたことへの是非。購入した土地に問題が発生すれば、都民の税金がより多く使われる契約だった。汚染対策費は最終的に都が782億円、東京ガスは売却前の102億円に加え、追加として78億円の計180億円を負担することになった。

 一般傍聴席から都民が食い入るように見つめる中、各会派7人の委員からの質問は、契約時に市場長だった岡田氏に集中。岡田氏は「最終的には(石原)知事にも了解を頂いたと思う」などと述べた。

 石原氏は会見で「相談も受けていなかった。(交渉を)一任したということで、契約交渉の中で瑕疵責任をどういう条件で成就したか分からないが、報告を受けていない」と話している。この点については、20日の石原氏の喚問で問いただすことになりそうだが、石原氏は体調不良を理由に時間を1時間に短縮。委員が攻めあぐねる間に時間切れとなることも考えられる。

 それだけに重要となってくるのが、きょう19日に登場する浜渦武生元副知事。用地買収交渉のキーマンで、土地が市場には向かないと売却を渋っていた東京ガスに「水面下でやりましょう」と提案し、交渉に当たった。契約の書類には「瑕疵担保責任の放棄」が盛り込まれた。

 なぜ「放棄」したのか。なぜそこまで豊洲の土地にこだわったのか。石原氏は詳細を把握していたのか。浜渦氏の一言一句に注目が集まる。

[ 2017年3月19日 05:30 ]

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