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安倍首相「当惑」森友学園への100万円寄付金全面否定

 学校法人「森友学園」の籠池泰典理事長が「安倍晋三首相から昭恵夫人を通じて寄付金100万円を受け取った」と爆弾発言したことを巡り、安倍首相は17日の衆院外務委員会で「私も妻も寄付を行っていない」と完全否定した。昭恵夫人が籠池氏の妻、諄子氏と最近までメールのやりとりをしていたと明らかにした上で、諄子氏の了承が得られれば公開する考えを示した。

 安倍首相はこの日の衆院外務委で籠池氏への寄付金の真偽を問われ、「私は寄付を行っておらず、妻個人としても、第三者を通じても寄付を行っていない」と完全否定した。「一方的に名前を出され、大変当惑している。一対一でお目にかかったことはなく、個人的な関係がない人に、多額の寄付をすることはあり得ない」と強調。昭恵夫人についても「念のため妻にも確認を取ったが、領収書などの記録もない」とした。

 “籠池爆弾”が投下された16日にも菅義偉官房長官が定例会見で安倍首相の寄付を否定。その上で首相自身も官邸から出る際に「菅官房長官から話があった通り」とだけ説明していた。

 この日、ノンフィクション作家の菅野完氏が籠池氏が15年9月7日に大阪市内の郵便局で100万円の口座振替を行ったとする受領書を自宅で公開した。日付は昭恵夫人が学園で講演を行った2日後で、講演が土曜日だったため週明けに入金したと主張。依頼人の欄には、昭恵夫人から寄付を受け取ったという籠池氏側が書いた「安倍晋三」との文字が修正テープで消されているという。ただ、これだけで首相が寄付金を渡したという物証となるわけではない。

 外務委では民進党の福島伸享衆院議員からこの画像について指摘された首相が「そのことについて承知していないが、委員はそれを事実として質問されているのか?」と問いただし、福島氏が「いやいや、そんなことは言ってない」とトーンダウンする場面もあった。

 また、学園が4月に開校を予定していた小学校の名誉校長を退任後も、昭恵夫人が籠池夫人の諄子氏と最近までメールのやりとりをしていたことも判明した。首相は「先方が2月28日と3月8日のメールのやりとりを発表したので、中身を確認した。公開しても全然問題ない」とした。学園を巡る問題の表面化後、昭恵夫人が、学園が運営する幼稚園で講演した際に講演料を受け取ったか、メールで諄子氏に確認したところ、支払っていないとの返信があったことも明らかにした。

 ただ、官邸筋は昭恵夫人の講演に関し「夫人の知らない間に、学園が“講演料を受け取ってもらえなかった”として、寄付金に充てたかもしれない」と指摘。昭恵夫人の主張と食い違えば、野党から夫人本人が釈明するよう求められる可能性もある。

[ 2017年3月18日 05:30 ]

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