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籠池氏 23日に証人喚問「昭恵夫人から寄付金」、安倍首相は否定

小学校用地の視察に訪れた参院予算委の与野党理事らを出迎える森友学園の籠池泰典理事長(左端)
Photo By 共同

 民進党の山井和則国対委員長は16日、自民党の竹下亘国対委員長と電話で会談し、23日に衆参両院の予算委員会で、大阪市の学校法人「森友学園」の理事長退任意向を示している籠池泰典氏の証人喚問を行うことで合意した。籠池氏は16日、参院予算委の視察団などに、2015年9月に講演で訪れた安倍晋三首相の昭恵夫人から「安倍首相からです」と言われ、小学校開校への寄付金として100万円を受け取ったと主張した。首相は自身による小学校への寄付を否定した。

 衆参両院の事務局によると、証人喚問は2012年4月、AIJ投資顧問の年金消失問題を巡り、衆参両院で行われて以来となる。与野党は17日に衆院予算委員会などで議決し、正式決定する。

 山井氏は国会内で記者団に「籠池氏と首相の言い分が全く食い違っているので真相を究明したい」と強調した。竹下氏も「たださないといけないという思いは持っている」と述べた。公明党幹部も同様の姿勢を示した。

 参院予算委の視察団によると、籠池氏は16日、設置認可申請を取り下げた大阪府豊中市の小学校用地で面会し、小学校に関し「安倍首相からの寄付金が入っている」と明らかにした。その後、豊中市の自宅で野党4党の代表者と会い、寄付を受け取った経緯に加え、学園を巡る問題に関し、国会で説明したいとの意向を示した。

 これに対し、菅義偉官房長官は記者会見で「首相に直接確認したところ『自分では寄付はしていない。昭恵夫人、事務所など第三者を通じても寄付していない』ということだ」と述べた。一方で「夫人個人で行ったかどうかを現在、確認しているところだ」と語った。首相は「官房長官から話があった通りだ」と官邸で記者団に述べた。

 視察団は用地視察に先立ち、大阪府庁と財務省近畿財務局、国土交通省大阪航空局の関係者へのヒアリングを実施した。府は「認可適当」とした過程で、政治家の関与や働き掛けはなかったとした。昭恵夫人が小学校の名誉校長を務めていた認識もなかったと説明。学園が運営する幼稚園への補助金支出に関し、21日に学園側に立ち入り調査する意向も示した。

 近畿財務局長は、森友学園の問題が表面化した今年2月中旬以降も、籠池氏と同財務局が接触していたとした。

[ 2017年3月16日 21:24 ]

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