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安倍首相“金箔攻め” トランプ氏トレードカラーのゴールド手土産

安倍首相が首脳会談に持参した「箔一」の手許箱
Photo By スポニチ

 安倍晋三首相が9日夕(日本時間10日午前)、トランプ米大統領と初めての首脳会談のため米ワシントンに到着した。手土産として持参したのは「金属箔(はく)」で装飾されたボールペンと小箱。トランプ氏が大好きな“金ぴかグッズ”を贈り、信頼関係を強固なものとしたい考えがあったとみられる。

 日本は米国との同盟関係を外交・安全保障の基軸と位置付け、首脳会談を最重要の外交案件と見なしている。そこへ安倍首相が持参したのは金色に輝くボールペンと書類などを入れる「手許箱(てもとばこ)」だった。

 トランプ氏は自身の髪の色と同じ金色を好み、就任早々に大統領執務室のカーテンをオバマ氏時代の深紅色から金色に変更。安倍首相が滞在するトランプ氏の別荘にも金箔があしらわれている。安倍首相は昨年11月の会談の際も、ヘッドの一部やシャフトが金色のゴルフクラブ(1W、50万円)を手土産として渡した。今回もトランプ氏の好みに合わせ、金色の土産を持参した。

 いずれも石川県に本社を置く金属箔製品会社「箔一」のもの。ボールペン(税込み4104円)には銀や銅の蒔絵(まきえ)で鶴が描かれている。手許箱(税込み3万2400円)は、金箔が敷かれた上に桜の花とたたずむ小鳥が同社独自の技術で描かれている。同社の広報担当者は「外務省の方が買われていったと聞いている。日本伝統の工芸品が世界中が注目する方のもとに届くことはうれしく思います」と話した。

 明治大学政治経済学部の海野素央教授は、手土産のボールペンについて「トランプ氏のこれまでの政策を支持するというニュアンスを込めたのではないか」と分析した。トランプ氏は大統領就任後、メキシコ国境の壁の建設や難民受け入れ凍結などの大統領令に署名。米メディアでは、その際に万年筆ではなくボールペンを使うことが取り上げられていた。大統領令に対しては先進7カ国の中で唯一、安倍首相だけが「コメントする立場にない」と批判することを避けていた。

 また、手許箱は「古くから大切な物をしまうケースとして使われてきた」と「箔一」の広報担当者。両国の信頼関係をもとに重要な書類にサインし、それをいつまでも“大事にしてほしい”という願いを込めているのかもしれない。

[ 2017年2月11日 05:30 ]

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