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堺市の主婦強殺容疑で再逮捕「「ほぼ全額同居女性に渡した」

 堺市南区の主婦田村武子さん(67)失跡事件で、大阪府警捜査1課は23日、強盗殺人や営利目的略取などの疑いで、無職西口宗宏容疑者(50)=窃盗罪で起訴=を再逮捕した。

 同課によると「すべて私がやった」と容疑を認めている。西口容疑者は田村さんを襲った商業施設で数日前から金を奪う相手を物色していたといい、「田村さんを特別に狙ったわけではない」と供述している。

 同容疑者は堺市内で昨年12月1日に起きた元象印マホービン副社長尾崎宗秀さん(84)強盗殺人事件についても「同じ方法で殺害した」と関与を認めており、同課は立件する方針。「二つの事件で奪った金のほぼ全額を同居女性に渡した」とも話しているという。

 逮捕容疑は昨年11月5日午後5時半ごろ、堺市南区の商業施設駐車場で田村さんを縛るなどして車に押し込み、約2時間後、大阪府河内長野市の山中に止めた車内で顔にラップを巻き付けて殺害。現金約32万円とキャッシュカード、車など計103点(時価計約115万円)を奪った疑い。

 捜査関係者によると、西口容疑者は尾崎さんの事件と同様に「縛るのに結束バンドを使った」と供述している。



 同課によると、西口容疑者はラップを事前に準備。田村さんを連れ去った後に「騒ぐな」と脅迫したり暴行したりしてキャッシュカードの暗証番号を聞き出した。

 同課は昨年12月、田村さんの銀行口座から現金5万円を引き出したとする窃盗容疑で西口容疑者を逮捕。今月5日に河内長野市の山中で昨年11月7〜9日、田村さんの遺体をドラム缶に入れ固形燃料で焼いて遺棄したとして死体遺棄、同損壊容疑で再逮捕していた。

[ 2012年1月23日 21:17 ]

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