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待ち受ける中央政党、「大阪都構想」実現へ道険し…

大阪ダブル選挙

大阪ダブル選挙
橋下氏と松井氏は花束を手に笑顔を見せが、前途は多難だ
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 市長選を制した橋下徹前大阪府知事だが、提唱する「大阪都構想」実現には国政への働きかけが必須だ。一方で中央政界は、再編への動きを見せており、橋下人気に危機感を持つ大政党、相乗りをはかる小政党がそれぞれ距離をはかっている。今回の勝利は国政にどう影響していくのか?

 「維新の会が箱根の山を越えて来る」――。

 永田町では選挙期間中、橋下氏率いる「大阪維新の会」の勢いがこう表現されていたという。橋下氏の提唱する「大阪都構想」の実現には法改正など国政での手続きが必要で、今後、橋下氏及び維新の会は是が非でも中央政界に乗り込む必要がある。政権はTPP参加や消費税増税問題を抱え、来年以降の解散総選挙もささやかれている中、維新の会が次の総選挙や参院選で“台風の目”になることに、民主党や自民党は強い危機感を抱いている。

 一方、同様に次の選挙での躍進を狙うみんなの党の渡辺喜美代表は、今選挙で維新の会の応援に5日間大阪入り。これまでも地方選で維新の会の候補者を推薦するなど連携を強めている。渡辺代表は「維新の会もみんなの党もアジェンダ重視の政治勢力。何をやるかが一致していればおのずと垣根は低くなる」と説明。「大阪都構想には、われわれは全面的に賛成。今後は実現に向けて何をやるかだ。(手続きを)各党に突きつけてのめる、のめないという話になると思う。だから一番てっとり早いのはみんなの党と組むことでしょう」と連携姿勢を鮮明に打ち出している。

 「中京都構想」を掲げる河村たかし名古屋市長も、3度の応援入り。「私は都構想の中でも独立採算制を強く考えており、橋下さんの構想と違う部分はある。しかし協力して国を打破する必要はある」と地方連合に意欲を燃やす。ほかにも、石原慎太郎東京都知事も維新の会の応援に入り、石原氏の盟友・亀井静香国民新党代表も橋下氏を取り込んでの新党構想に色気をみせている。


▽「大阪都」構想 政令市の大阪、堺両市を解体し、中核市並みの権限と財源を持つ人口30万〜50万人の「特別自治区」に再編する一方、大阪府を「大阪都」に移行、インフラ整備などの広域行政機能を一本化する構想。府と政令市の二重行政解消と経済活性化が狙い。橋下徹前府知事が提唱、ダブル選で「大阪維新の会」の公約に掲げた。2015年4月の都移行が目標だが、関係議会の過半数の賛成による議決や法改正が必要で、実現には高いハードルがあると指摘されている。

[ 2011年11月28日 06:00 ]

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