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東国原知事本気?「宮崎のために国政に行く」

次期衆院選への出馬をめぐり、報道陣の質問に答える宮崎県の東国原知事
次期衆院選への出馬をめぐり、報道陣の質問に答える宮崎県の東国原知事
Photo By 共同

 自民党から次期衆院選への立候補を要請された宮崎県の東国原英夫知事は、一夜明けた24日、「宮崎のために国政に行く。この国を変えんといかん」と出馬に意欲を示した。「自民党総裁候補」にすることをあらためて条件とした上で、「ジョークだ」などの受け止めに対し「至って真剣」と反論した。自民党内では、出馬を要請した古賀誠選対委員長への批判が相次いだ。

 東国原氏は県庁で記者団に、「条件がそろえば、宮崎のために、地方のために、私は国に行く」と出馬に意欲を見せた。

 前日23日の古賀氏との会談で、出馬の条件として「次期総裁候補」にすることなどを提示。仰天の要求に、自民党では「ジョークだと思わない人はいない」(細田博之幹事長)との受け止めや、「なめられている」との批判も上がった。

 東国原氏は「至って真剣だ。ふざけたり、おちょくっていることはない」と強調。「麻生太郎首相の次に自分が総裁になるのではない。総裁候補の1人として衆院選の顔になるということだ」と説明した。自民党内からの批判に対しては「旧態依然の体質だ。“頭を冷やした方がいい”と批判する人の方が下野して頭を冷やし、顔を洗った方がいい」と反論した。

 出馬する場合、自民党は比例代表上位で処遇する方針。ただ自民党は次期衆院選では比例単独候補を認めない方針で調整を進めており、東国原氏を優遇した場合、党内からの反発も予想される。古賀氏とは県庁内での会談後も宮崎市内で会食したが、立候補する選挙区やポストなどの提示についてはなかったという。

 24日夕には民放の報道番組に中継で出演。この日、古賀氏が「総裁候補要求」について「国政に出たら総裁を目指して頑張ると(いう意味だと)受け止めている」と語った映像を見ると、首をかしげ「総裁候補として手を挙げる環境を整えてほしいと伝えた」と主張。実績や経験のなさを指摘されたが「県知事選に出たときも経験ゼロだった。今も同じ状況。情熱、やる気はある」と述べた。

 東国原氏の国政転身をめぐり、同日午後3時までに県庁にメールなどで計287件の意見が寄せられ、賛成は52件、反対は235件。全体の82%が反対で「任期を全うしてほしい」などの意見が多かったという。東国原氏は「民意ありきだが、3年近く地方行政に携わり、自民党が変わらないとこの国は変わらないと感じた。この国を変えんといかん」と強調した。

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