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ワニと飼い主の「涙の別離物語」……要ハンカチ

動物訓練研究施設に捨てられていたワニ
動物訓練研究施設に捨てられていたワニ
Photo By 共同

 千葉県旭市上永井の動物訓練研究施設「アルティメットアニマルシティー」で3日午後0時20分ごろ、入り口近くに袋に入れられたワニ1匹が置かれているのに男性従業員が気付き、旭署に通報した。

 旭署によると、ワシントン条約で国際取引が規制されているシャムワニとみられ、体長約1・5メートル。ナイロン製の土のう袋の中に、口をタオルとテープで巻かれて入れられていた。袋の中には国際希少野生動植物登録票とともに、ワープロ打ちの手紙が入っており「3月で仕事の契約を切られ、お金が無く養うことができなくなった。お店にも許可が無いものは受け取れないと言われた。名前は“ゲン”です。こいつの幸せをお願いします」と書かれていた。

 同施設は犬の訓練や繁殖などを行っている。代表のパンク町田氏はテレビなどにも出演しており、見つかった手紙には「パンク町田さんなら飼えると思い、泣く泣くこうするしかありませんでした」とも書かれていた。

 ワニは旭署に運ばれ、駐車場内のおりに入れられており「ほとんど動かずおとなしくしている」という。同署はペットのワニが捨てられたとみて、飼い主を捜すとともに、動物愛護管理法違反の疑いで調べている。

 は虫類を扱うペットショップによると、シャムワニはタイなどに棲息し、成長すると体長3〜4メートルほどになる。えさはマウスやウズラで「えさ代は月に数千円程度」。飼う場合には、都道府県の許可が必要な「特定動物」に指定されている。

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