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指名手配犯 落し物警察届けてうっかり本名

 指名手配中の男が駐在所に落とし物を届けた際、うっかり本名を告げてしまったことから“御用”となった。神奈川県で盗みをはたらいてから7カ月後。隣県の静岡県で善意の第三者を演じたが、駐在所の警察官がその名前を照会。指名手配犯だと発覚してしまった。

 逮捕されたのは、青森県三沢市生まれの住所不定、無職福田貢(みつぎ)容疑者(59)。

 捜査関係者によると、福田容疑者は10日午後3時50分ごろ、静岡市葵区落合の玉川駐在所に、橋で拾ったなどといって健康保険証の落とし物を届けた。その際、応対した駐在所の警察官の妻に、うっかり本名を告げてしまった。

 その後、警察官が「福田貢」を照会したところ、神奈川県警秦野署が建造物侵入、窃盗の疑いで指名手配していることが分かったという。

 すぐに静岡中央署から、応援の警察官が玉川駐在所に駆けつけ、妻が覚えていた福田容疑者の服装などの情報をもとに、駐在所の近辺などを捜索。午後6時半ごろになって福田容疑者を発見し、職務質問。指名手配犯であることが分かり、その後、静岡中央署で逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年9月14日から19日までの間に、神奈川県秦野市内の山小屋に侵入し、現金約1万円と懐中電灯など27点(9000円相当)を盗んだ疑い。

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