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マクドナルドの“本腰”に専門店は「挑発には乗らない」

 ハンバーガー店と専門店でコーヒー市場を制するのはどっち。コーヒーを武器に販売攻勢をかけている日本マクドナルドホールディングスが21日、「カフェラテ」などの本格販売に乗り出した。迎え撃つスターバックスコーヒージャパンなど専門チェーンは「挑発には乗らない」(業界関係者)とお手並み拝見の構えだ。

 「コーヒーでサンドイッチビジネスを伸ばす。やるからには1番をとりたい」。レギュラーコーヒーのほか「カプチーノ」「キャラメルラテ」など計7種類の新コーヒーを3日に発表した日本マクドナルドの原田泳幸会長兼社長は、自信と意気込みを示した。新商品は190〜300円で「コーヒー専門チェーンより2〜3割安い」と強調。2010年末までには東京、福岡地区や近畿、東海地方で最大、国内総店舗数の3分の1に当たる約1200店程度で提供することを目標にする。

 マックがコーヒーに力を入れるのはハンバーガーを食べない人も顧客として取り込めると考えるからだ。今年7月以降、都市部でコーヒー無料配布を積極的に展開。09年1〜9月期連結決算は全店売上高が3974億円と過去最高を更新した。

 一方、コーヒー専門店への影響について業界関係者は「専門店はコーヒーそのものを味わいたいという客層が主流だ。一時的に客数が減るかもしれないが、すぐに戻るだろう」との見方を示す。スターバックスは、一部店舗で無線LANを使用できるようにした。東京、大阪、名古屋地区を皮切りに全国で順次整備を進める。「店内の利便性を高め、長時間くつろげるようにしたい」と居心地の良さをアピール。ドトールコーヒーなどを展開するドトール・日レスホールディングスは、東京・池袋と埼玉県草加市にランチやアルコール類などを充実させたカフェを開店させ、コーヒー以外での収益源の多様化を進める。

 日本フードサービス協会は「消費者はハンバーガー店とコーヒー店を必要に応じて使い分けていると思う。ただ今後の展開次第では、勢力図が変化する可能性も捨てきれない」としている。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年11月22日 07:22 ]

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