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2017年Jリーグ “目玉選手”の登場は?

 新たな年を迎え、Jリーグ各クラブの陣容も固まりつつある。予算を踏まえ、ビジョンに基づき戦力を整備する作業は、他クラブも関わることでもあり、並大抵の仕事ではない。ファンはあそこが足りない、ここも欲しいと要求するものだが、実際上手く補強できたクラブもあれば、芳しくなかったクラブもある。ともあれ、こうしてああでもない、こうでもないと勝手にのたまうのもシーズンオフの楽しみのひとつではある。

 そんななかよく言われるのが、近年は大物外国籍選手の獲得がない、という台詞である。何をして大物と定義するかは定かではないし、ネームバリューに任せて獲得しても活躍するとは限らない。むしろすでにJリーグで結果を残している選手を迎え入れるのは、リスクが少なく見通しが立つ。チーム作りもプランニングしやすいというメリットがある。

 ここまでの移籍を見回しても、新潟のふたりのシルバやペドロ・ジュニオール、ウィルソンなど、お馴染みの選手の名が挙がる。勘違いしてもらいたくないのは、それが悪いと言っているのではない。むしろ、新たなユニフォームで彼らがいかにフィットし、さらなる魅力を醸し出してくれるかに期待は高まる。ただ一方で、ライト層を取り込み、ムーブメントを巻き起こすという点で、“目玉選手”の登場にもやはり期待せずにはいられない。

 10年で2000億円超というDAZNとの大型契約により分配金が増加する、さらに優勝クラブに厚く分配する方向性にあり、今後はクラブ間の色分けが明確化していく可能性が高い。移籍交渉において世界的な競争力を持つクラブがJにあるかなしかで今後のリーグの発展にも関わってくる。そういう意味は、大型契約締結後の元年となる今年からの10年間は、契約金の使い方を含め、Jの未来への重要な変革期、改革期となる。どこまでJリーグをグローバルなコンテンツにできるか。もっと言えば、それができなかったとしたら、Jリーグは投資するにあたらないコンテンツの烙印を押されかねない。ACLやCWCで勝ち抜き、実力で存在感を示す一方、それを生み出すリーグとしてのリーダーシップが問われてくる。

 今年は日本のサッカーに携わるすべての者が、そういう観点を片隅に置きながら、それぞれの務めを果たす基盤を作る。そんな年であると感じている。(山内雄二=スポーツライター)

[ 2017年1月5日 16:00 ]

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