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メンタルコンディションの重要性

<サッカーW杯予選 イラク・日本>ゴールを決めた大迫と祝福する選手たち
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 W杯ロシア大会のアジア最終予選で日本は6月13日、イラクと対戦した。イラクが政情不安定で、“中立地”としてイランのテヘランで行われ、1−1で引き分け、前半8分にCKから先制したものの後半27分に守備のミスからあっさりと追いつかれるもったいない引き分けだった。この試合から感じたのは「コンディションの見極めの難しさ」だった。

 ケガ人が多く、特にFWは90分できる選手が少ない中で誰を選ぶかが難しかった。久保はコンディションが良くなく、それなら前でボールを追える岡崎を使えばよかったのではないだろうか。レスターでも時々トップ下に入り、ボールを追っている。そして原口を左で使えばいい。中盤で遠藤と井手口を2人並べるのは理解できる。イラクの攻撃力やバイタルエリアのスペースを消すことやロングボールのセカンドボール対策を考えればわかる。攻撃時にそこから縦に行くことを考えれば原口をトップ下に置くのもわかる。だが、あれだけ相手にボールを回されたら、「前からプレッシャーをかけた方が」と思ってしまった。

 8月31日のオーストラリア戦(ホーム)、9月5日のサウジアラビア戦(アウェー)で勝てばいいのだが、私は6月〜9月の代表はコンディション調整が難しいと考えている。今の日本代表は欧州でプレーする選手が多く、移動や時差もある。さらに6月はシーズンが終わった直後で1年間の疲れがたまっている時期。さらに8〜9月も欧州のシーズン開幕前後で、所属が決まっていない選手もいる可能性があるし、移籍して落ち着かない選手や「ここで代表に行ってチームを離れると、ポジション取られるのでは」と考える選手もいる。メンタル的に厳しい時期だ。

 「W杯に出るか出ないかで大きく人生が変わる」と考える余裕がない選手もいる。

 いまの厳しい状況は初戦でUAEに負けたことのツケが来ているものだが、その試合も9月だった。そういうメンタルコンディションも大きなポイントとなる。(水沼貴史=元日本代表FW)

[ 2017年6月16日 06:00 ]

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