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今後は鹿島型が日本でも増える

天皇杯を制して歓喜の鹿島イレブン
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 元日の天皇杯決勝で鹿島が延長戦の末に川崎Fを2−1で破って優勝しました。6大会ぶり5度目、国内では19個目のタイトルです。年間3位からCSで優勝し、クラブW杯でJリーグ勢初の決勝進出、そして天皇杯優勝と快進撃です。名門復活で、あらためて強さを感じました。

 後半9分に同点に追いつかれても落ち着いていました。勝負所をわかっています。ピッチの真ん中にいる小笠原が効いていて、川崎Fの攻撃の芽を紡いでいました。押し込まれても焦らず、自分たちのサッカーを貫きましたが、クラブW杯の経験などがあつたからでしょう。レアル・マドリードと真剣勝負をして敗れはしましたが、延長まで行きました。これ以上の経験はありません。その勢いそのままの強さです。

 鹿島は元々しっかりした守備をベースにカウンターで攻めるスタイルが得意です。4−4−2でサイドに起点を作り、相手のサイドバックを前に出させてその裏へスピードのある選手が走り込み、CBを誘い出してクロスを入れる形があります。それをきっちりと決める強さがあります。

 FWが決めるか決めないかは重要で、上位チームはどこもチャンスを作りますが、決めるか決めないかで勝敗が決まります。いいサッカーをしていても、点を取らなければ勝てません。そして、石井監督が現役時代はボランチだったことと無関係ではないかもしれません。いい監督は中盤出身が多いような気がします。広島の森保監督や川崎Fの風間監督も現役時代は中盤です。バランスを考えるからかもしれません。

 鹿島が優勝したことは、日本にとって世界へいいアピールです。世界でもバルセロナやレアル・マドリードなら相手を押し込めますが、いつパン的にはなかなか押し込めません。チェルシーでもしっかり守ってカウンターです。広島が強かった時も5−4−1で、守ってカウンターでした。今後は鹿島型が日本でも増えると思います。鹿島がいい手本です。(岩本輝雄=元日本代表MF)

[ 2017年1月5日 15:50 ]

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