【コラム】岩本輝雄

広島、開幕5戦勝利なし 決定力不足も辛抱の時期

広島・森保監督
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 広島が5試合を消化して1分け4敗、17位に低迷しています。私は優勝候補の一角だと予想していたのですが、厳しいスタートとなりました。

 何試合か取材しましたが、柏戦などは選手同士の距離感も悪くありませんでした。つなぎもよく、サッカーそのものに問題点はありません。課題は「ここ一番で得点が決められない」ということにつきます。今季から加入した工藤もチームに馴染んでいないわけではなく、いい形は作るのですが、決めきれないだけです。

 でも、どんなチームでも1年間の長いシーズンですべての試合に完璧な内容で勝つことはできません。調子の波が必ずあります。「底」が今来ているわけです。

 一昨年はドウグラス、昨年はピーター・ウタカら主力がすぐに他クラブに抜かれてしまいます。チームを預かる森保監督は「いる選手でやるだけ」といつも言っていますが、頭が痛いはずです。でも、ビッグクラブではない広島は大物選手を獲れませんし、活躍した選手は移籍してしまいます。それは宿命で、それをわかった上で指揮を執っています。しかし、選手がいないと、レベルが高いJ1リーグでいい成績を挙げるのはたいへんです。さらにベテラン佐藤が名古屋へ移籍したことも影響しているかもしれません。試合に出ていない時でもチームを引っ張れる精神的な支柱で、代役が簡単にはいません。ひとつ勝てば変わると思います。まだ34分の5です。辛抱のしどころです。(岩本輝雄=元日本代表MF)

[ 2017年4月4日 13:00 ]

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