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日本女子代表ニュース 2008年

うれしい、でも…沢1巡目指名に困惑

米女子プロリーグに1巡目指名された沢(左)は複雑な表情
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 来年4月にスタートするサッカーの米国女子プロリーグ、WPS(Women’s Professional Soccer)は24日、国際ドラフトを行い、ワシントンの1巡目に指名されたMF沢穂希(30=日テレ・ベレーザ)ら、北京五輪で4強入りしたなでしこジャパンから4人が指名された。リーグの将来性が未知数のため、沢は入団の結論を保留したが、1巡目指名はあらためて世界トップの実力の証明となった。

 米国以外のトップ選手を対象に行った国際ドラフトの1巡目指名。7チームで発足するWPSで“世界のトップ7”を意味する高い評価を受けた沢だが、表情は複雑だった。東京・稲城のクラブハウスで対応し「03年に米国プロリーグが撤退してから、またチャンスがあったら(海外に)チャレンジしたいという思いはすごくあったので、大変うれしく思っています」とまずは喜びのコメント。だが「まだリーグの途中ですし、こちらのクラブ(日テレ)との契約もある。向こうでやるかどうか決まっていません」と話す表情は晴れやかなとはいかなかった。

 複雑なのも無理はない。沢は01年に発足した米女子プロリーグのWUSAアトランタで3季プレーしたが、03年でリーグは経済的な理由で活動休止となり、帰国を余儀なくされた経緯がある。海外移籍の希望はまだ持っているものの、新たに発足するWPSの規模やレベル、年俸などの待遇も含めて詳細は不明だ。

 北京五輪の期間中に米国選手からドラフトがあると聞かされていた沢も「今はリーグ(11月23日が最終戦)と全日本選手権(来年元日決勝)に頑張っているところ。詳しいことも分からないし、何とも答えられない」と話すしかなかった。

 03年から沢の代理人を務めるユン・テジョ氏は「非公式な話は北京五輪後からあったが、よく分からない。今、問い合わせしているところ」。日テレの福本隆GMも「クラブには正式に何も来ていない。皆さんが聞きたいことは私も聞きたい」と苦笑いで話す。名誉ある1巡目指名だったが、不透明な先行きに困惑が広がっていた。

[ 2008年09月26日 00:14]

  

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