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JFA田嶋会長、来年1~3月W杯予選の埼スタ開催「要望書」を埼玉県知事に提出

[ 2021年10月27日 10:35 ]

埼玉県の大野知事(右)に来年W杯予選の埼スタ開催要望書を提出した田嶋会長
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 日本サッカー協会の田嶋幸三会長は27日、埼玉県庁を訪ね、大野元裕知事に来年1~3月のW杯アジア最終予選ホーム3試合の埼玉スタジアム開催を希望する「要望書」を提出した。提出後、取材に応じた田嶋会長は「五輪後のさまざまな改修の予定があることは伺いました。そして、私たちの要望を受け止めて下さったという返事を頂きました。もちろん、まだ開催は決定していませんが、ご検討下さるということです」と話した。

 埼玉スタジアムは今月、20周年を迎え、オフには大規模な芝の張り替え工事を予定。現状では来年4月まで使用不可の見通しとなっている。一方、日本代表にとっても過去、埼スタでのW杯予選は21勝3分け1敗と抜群の勝率を誇り、選手、監督も埼スタでのプレーを熱望している。日本代表の7大会連続W杯切符獲得へ、田嶋会長は「改修の日程等を考慮すると今回は難しいと聞いていましたが、そこを何とか我々の試合ができないでしょうかと、気持ちをお伝えさせて頂きました」と話した。

 また田嶋会長は埼スタを本拠とする浦和との「連携」についても強調。「もう1つ大切なのは浦和レッズさんのホームスタジアムであり、迷惑がかかることが全くないように、レッズさんにとっても良い方向に向かうよう、連携を取りながら要望書を提出するに至りました。埼玉県庁で議論して頂き、しかるべきプロセスを経てご返答を頂けると思っています」と話した。

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