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川崎Fの小林悠 ルヴァン杯準々決勝へDFに故障者続出も「チームが苦しい時に決めるのは、自分」

[ 2021年9月3日 15:09 ]

川崎Fの小林悠
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 川崎Fの元日本代表FW小林悠(33)が3日、5日の浦和とのルヴァン杯準々決勝・第2戦へ向け強い意気込みを語った。1日にアウェーで行われた第1戦は1―1のドローで終了。約3カ月ぶりの開催となるホーム・等々力での第2戦では、勝てば文句なしで3年連続でのベスト4入りが決まる。

 第1戦ではセンターバックのDFジェジエウ、車屋が相次いで負傷退場。厳しい台所事情を抱えるが、これまでも自らの得点で何度となくチームを救ってきた小林は「チームが苦しい時に決めるのは、自分かなと思っている」ときっぱり。「そういうプレッシャーをかけて臨みたい。ホームでやれるポジティブな気持ちがある。自信があります」と、引き締まった表情で話した。

 センターバックに関しては、浦和との第1戦で負傷したジェジエウ、車屋ほか、主将の谷口も離脱中。残されたのは山村のみとまさに緊急事態だが、小林は「誰が出ても本職ではない可能性が大きい」と指摘しつつも、「そこでミスしても“本職ではないので仕方ないよね”となる。逆にもし良かったらポジティブなこと。“みんなで支え合って行こうぜ”という話しをしている」と前向きに話した。

 鬼木監督によると、3日の練習では、センターバックでの出場を直談判し、全体練習後にクリアの練習を行った選手もいたという。「困った時はみんなスクランブルでやるよ、と。チームワークの賜物」と指揮官。川崎Fが最大のピンチをチャンスに変えて、3月ぶりのホームでサポーターに勝利を届ける。

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2021年9月3日のニュース