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浦和MF武田英寿がJ2琉球に期限付き移籍へ、期待のレフティーが武者修行

[ 2021年7月23日 05:00 ]

浦和MFの武田英寿
Photo By スポニチ

 浦和のMF武田英寿(19)がJ2琉球に期限付き移籍することが22日までに濃厚となった。複数の関係者によれば交渉は大詰めの状況という。高卒2年目の今季はリーグ8試合に出場するなど順調に頭角を現してきたが、先発の座をつかみかけていた4月の徳島戦で左足首を負傷する不運。以降はリーグ戦先発が1試合のみにとどまり複数クラブからオファーを受けていた。

 武田と言えば左足の精度を武器に卓越した技術と得点力も兼ね備え、24年のパリ五輪では主軸として期待される存在だ。今月上旬には東京五輪に出場するU―24日本代表事前合宿でのトレーニングパートナーにも選出された。琉球は現在4位と好調、パスワークを軸とした攻撃的なサッカーを展開しており、J1昇格を目指すクラブでも武田は大きな戦力となりそうだ。

 青森山田高時代は2年時に全国高校選手権を制覇、3年時には主将として同準Vにけん引。新天地ではより多くの出場機会を得てさらなる飛躍を目指す。パリ世代を代表するレフティーが南国へ、武者修行に出る。

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2021年7月23日のニュース